KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

死人生き生き

2009-09-30 18:43:14 | 

夢の中でも紙の整理をしている。

その家には甥と母が来ている。甥は黙々と何か別の作業をしている。

母はあることを訴えている。

「会おうと言っていたのだから、いつ行くべきか準備しているかもしれない」

どうやら従兄弟のお兄ちゃんとある男性にある協力を頼んでいて、とりあえず不要になったようだ。

「わかった。連絡するから電話番号を教えて」

この、従兄弟に連絡をするという行為は、私にとって何かしらの思い切りや決意が必要な感じだ。
すると決めた途端に心の何かが変わったのでそう思った。

母から電話番号をもらおうとしていた処、多分夜中なのに玄関のベルが鳴る。
人が外にいるらしい。

私には来客の予定は何もないようで、不審に思う。

今の家には無い、曇りガラスの吐き出し窓から、そのうちの一人が懐中電灯を持って、
私の家を照らしているのがわかる。

相手から私たちは見えないが、私たちからは光を頼りに相手が見える。

容姿いでたちバラバラな数人の男性。

懐中電灯を持っている初老の男性は制服のようなものを着ていたが、警察官ではない。

聞こえてくる彼らの会話や表情から危険な感じはしない。
彼らは明るく、仲が良く、どうやら誰かを探しているようだ。

「危ない人たちじゃないみたい」

私は戸を開けて(昼だった)帰ろうとする彼らに声をかける。

「すいませーん!」

初老の男性はもどって家に上がりこみ、母と何かを話している。

若い、中年の、男性たちは帰っていくが、私に気づいて、

「黒い服を着た男が来なかったか?」

グループ内の小柄な黒い服を着た男が振り返って訪ねながらも、家からは離れていく。

「全く見ていません」

「いたら教えてくれ」

「どこに教えれば良いのですかー?」

小柄な男は走ってもどり、名詞と白紙の領収書のような紙を私に渡す。電話番号がある。

良く見ると男は頭の前後に三角の紙をつけている。中国の「福」の字が逆さになった縁起物の
飾りにも似ている。

初老の男性はわからないが、他の男たちも同じものをつけている。

さらに街の家にもその飾りがあった。祭りのように飾り付けられている。

私は三角の紙が死者のつける頭の布と似ていると思い、色々と不安が起こってくる。
母に初老の男性を信用しないで、あまり家の内部に入れないようにと伝えたいと思う。

思い返せば、従兄弟のお兄ちゃんは現実にはとっくに亡くなっていた。

さっきの領収書には葬儀屋さんの文字が入っていなかったか?

ここはりフォーム前の、今とは違う祖母の家にそっくりだ。彼らは死者だろうか?

そうだとしたら随分と明るい死者で、何だかイメージが違うなと思いつつ目覚める。


画像はラクガキ

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ユメノート

2009-09-05 00:28:37 | 

久々可笑しい夢だったので・・・日記ではなく、ただの記録です。
しかも長い上、文章も即効打ちなので(いつもだけど)変です。
夢に興味がある変人さんだけどうぞ。


『敵から逃げる夢』


うたたねをしている私は夢を観ている。


アナウンスみたいのが流れている。

『ある苺農場が反対勢力の圧力を受けて・・・』

広大な敷地内にトレーラーが入ってくる。私は反対勢力と言うくらいだから、このトレーラーで
建物に体当たりするのだろうかと思うと、そうなる。

建物の中身はどうやら家畜小屋だ。

トレーラーからは労働者風の白人男性たちが降りてくる。そして自分たちの積荷から
生き物を建物に入れる。

猫は中のハムスターをゴリゴリと食べてしまった。そして彼らは手足のちぎれた無残な
猫やネズミや、それ以外の動物を農場を入れようとしている。

怪我をした動物たちは、何か病原菌でも植えつけられているのだろうか。

人間の争いのためなら、動物たちの命などどうでも良いのだろうか。

私はあまりの無残にショックを受けた。その途端に「一人の目撃者」という、
マイノリティの女性、細身のアジア人という、キャラクターが夢の中に生まれる。
それが私だ。
(私の実際のルック者はクセ毛の南方系のアジア顔だが、夢の私はオリエンタルなアジア顔で直毛)

私は見つかるのを恐れながらも、警察にこの事実を伝えるために、林の中をかけって抜けていく。

幸い気が付かれなかった。

街まで出て、ある若者に声をかける。この時点で私の視点は完全に女性の目になっている。

「こんな事が起こっている。どう思う?」
「それは警察に電話しなくちゃ」

若者は電話をかけようとする。私は、私の携帯を持っているのだろうか?と疑問に思いながらも
これで役目は終わったと思うのだ。

ところが、不安が起こってくる。

反対勢力がいる・・・ということは、あの苺農家を良く思っていない人がこの街にいる・・・

若者はまだ電話をしない。彼自身は政治的な意見を持っているわけではなさそうだが、
後ろからカウボーイハットのおじさんが近づいてくる。

私は不安を感じて逃げる。タクシーに乗ったらやばいと思う。
もう既に人が数人追ってきているようだ。

それと同時に、夢の中で不安を持っているだけで、勝手に私が妄想しているのかもしれない、
とも思ってもいる。

はっきりしている事は、私は安全な夢よりも危険な夢が観たいことだ。私は追手を望んでいる。


私は雑居ビルに入る。まるで階段しかない変なビルだ。6階くらいまでだろうか。
一番上は突き当たりの逃げ場なし。

ここで様子を見れれば良し。見つかったらまずし。

下から足音が近づいてくる。

一人、しかも静かな足音、あまり敵の気がしない。

それは一人の白人男性。彼は少数派タイプで暴力性を良しとしない男だ。
カウボーイや農場に突っ込んだ男たちとは違う。私は少しだけ安心感をもった。

互いに話をして相手の正体をさぐる。彼にも追われている匂いがする。
そして彼らとのやり取りが私よりも長いのがわかる。

しかし、隠れているくせに声がでかい。

漠然とこれが夢だと覚えているから、変なキャラだとも思っていると、
彼は中性的な黒人男性になる。アフロのころのマイケルジャクソンを思わせる。

「彼らは僕の歌を奪った。そして僕を追っている。」

彼はミュージカルしている。追われているのに歌っているのが「夢」だなあ。
でもドラマがあって面白くていいか。目の前のこの人が信用できるのかよくわからないけど。
なんて思う私。

「ここは「FOX」が支配する街なんだ。全ては「4」で「金色」なんだよ」

TV局のFOXだろうか。夢とはいえ、変な世界にやってきたなと思っている。

「さあ、ここから観てご覧よ」

雑居ビルから降りながら、変形した窓から見ると、そこはハリウッドのような
映像イメージの世界。ショービジネス的な輝かしい舞台みたいなパレードが行われている。
現実にはありえないが、隣の窓から覗くとパレードの様は全く変わった別のものとなる。
山車には金色の大きな文字で「4」と読めた。パレードは中々の圧巻だった。

街全体が4はちょっと怖い。それにしてもマイケルもどきの声の大きさが気になる。
すぐに敵に見つかってしまうと思ったら、数人組みの女がやってくる。敵らしい。


私はマイケルもどきと逃げるのだが、別のビルに入る。
そこでいい加減なことをする。エレベーターのボタンをパニクってあるいはそのフリをして
押さないのだ。ノロノロしていると追手の一人がエレベーターに乗り込んでしまう。
エレベーターから出て、階段を上っていく。

このビルは見たことも無いビルで、大変珍しい。夢にしか出てこないものだろう。

いつの間にエレベーターは消え、内部は四角い螺旋階段のみ、壁は鉄骨のガラスばり、
外には外階段が周りを囲んでいる。窓は開く。古臭く汚れて多少かたむいている。


私たち二人は階段を上がっていく。相方はいつの間にか、女性になっている。
格好よい、強そうな頼もしい女性だ。その後をすぐに追手の女性一人が無言で追ってくる。
周りの外階段は残りの追手の女性たちがこちらを睨みながら上がっていく。

これは大変ユニークな映画的な視覚イメージで、私は少し夢に感謝する。

大分高い階にやってきた。外階段の追手は、必然的に遅れていく。

相方の女性が窓から出て、外のハリボテみたいなものを利用して逃げようと思っていることを理解する。

きりっとした彼女はできるだろう。でも私は・・・

選択肢は色々。

彼女と一緒に窓から飛ぶ。できな~いと放棄する。

彼女にも大人の私を助ける力が無いのはわかっている。自分で自分の身を守らなくてはいけない。

放棄したら追手の女性に捕まる。私を信じている相方にも悪いから、ここはやるしかないだろう。

そんなことを考えている私・・・


次の瞬間、私と彼女は凧を手に空を飛んでいる。

何故凧があるのか、どうやって逃げたのか記憶も飛んでいる。

追手は小さな凧がしかなかったのか、足に挟む形でそれを使い、上手く飛べない。
反対の空に流れていくかのようだ。


大きな夕日の空を飛んでいる。追手たちは人形のようだ。画一的な動きをしている。
私たちの凧は黒と赤の蝶の用、何でこんなので飛べるのか不思議だけど。


音楽が聞こえる。すごく安っぽいコントみたいな音楽だ。


目覚める。


画像はサフラン、『DeviLove』(C)ソニー・デジタルエンタテインメント


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