仕事に集中すると、夜眠るタイミングを逃しやすく不眠になりやすく。
それで何度か調子を崩しているので今回だけは気をつけないといけません。
集中すると頭がテンパるタイプです。
『夢・ロミオとジュリエット』
浅い眠りの中、夢を観ます。
外はもう昼に近いので音も多く、公園には人がいるのでしょう。
にぎやかな夢を観ます。
私は様々な処に行きますが、オペラも見に行きます。
ベッリーニでもプロコフィエフでもないロミオとジュリエット、歌は日本語だったようですが、
舞台を観るうちに、私は舞台の歌い踊るロミオと一体化してしまいます。
ロミオの演じ手(ロミオ)の気持ちがわかるのです。
それどころか、次にどんな台詞や歌や振りがあるのか、私は自分がそれを判っていると思いました。
(これはある種の精神状態の時に起こる、時間の感覚や意識が通常とは変化する時に起こる錯覚と似ていたかも)
ラストは二人の死だったのかもしれませんが、とても楽しい、恋の躍動感に満ちた舞台です。
私は自分がかつて、ロミオを演じた役者だったのでは?
あるいは、かつてロミオとジュリエットは実在していて、
私こそがロミオだったのだという、確信に近い気持ちさえ持つのです。
私は自分が舞台に立って演じ、踊り、歌うことが当たり前にできる人間なのだと思います。
そしてそれは幸せなことだと思いました。
さて、家に帰ると次兄がいました。
TVでもロミオとジュリエットの舞台が放映されるようです。
私は興奮して、兄に自分の喜びを話します。
「○○ちゃん!(兄の名前)私はこの舞台に出ていたんだよ!」
「そんなことあるわけないだろ?」
「でも、何かしらの関係があるはずなんだよ。
私はこの舞台のロミオの役ができるんだよ!曲や振りを覚えていたの!」
次兄が信じてくれなかったので、彼の前で私の力は落ちてしまったかもしれません。
少し自信がなくなってきました。
TVと一緒に歌って踊りたかったのに、気が重いのです。
そこで夢は終わりへ、意識の世界に意向していきました。
私は何かを現実に持ってかえろうと決めて、
ロミオの歌の一つ、メロディの一部を記憶しました。
歌い始め、8分の6拍子、ヘ長調、4小節のフレーズのみ。
よくありそうな安っぽい感じでもあるけど、もしかしたら既存のメロディなのかもしれませんが、
やはり楽しい歌です。
今回歌詞は全く覚えられなかったので残念でした。
あんなに楽しく何を歌っていたのでしょう。
曲の展開部分は記憶していませんが、起きてからも音の世界が少し残っていたようなので、
自分でイメージして楽しんでいました。
私は譜面に起こすのは苦手なので、曲づくりのできる妹に書いてもらおうかと思っていますが、
最近音の夢も増えているので、より正確に記憶できるよう、譜面にも慣れようかと考えるようになりました。
夢の音の話は置いておいて、
ロマンチックな男性になって、女性と恋愛する体験は、夢とはいえ面白いものです。
ごくたまに男性になって女性を求める夢を観ますが、どれも面白い幸せな夢だったと思います。
ロミオならその究極です。恋が全身をかけめぐり、歌って踊ることこそが生きる上での自然。
鳥などのロマンチックに見える求愛行動は踊ったり歌ったりして、
人間が彼らの真似をしているのかもしれませんが、
彼らも、もしかしたら子孫を残すために必死に…じゃなくて、喜びに満ちてやっていたりして…
今何だかそんな気までしてきます。
画像は水晶の山。漫画部分。
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