オカルトっぽい話なので嫌いな人はパスしてね。
私は金縛り体質で、そういう時は変な夢というかイメージを見てしまうこともあります。
霊の世界とかを特に信じているワケでもありませんので、幻ながらも主観的には体験ともいえる
目の前の現象にどう接していいのか全く解らず、大変苦しく怖かった時もあります。
若いころは嫌で嫌で悩みの時もありましたが、同じような体験を持つ方より
「相手にも邪険にもしないように」と言われて、成る程と感心し、経験の中で距離の取り方を
掴んできました。
最近では、こういう体質であることを、逆にユニークだと喜びで接する事を決めたので、ますます
気楽になっています。「ふーん、また来たの。今度は何?」くらいの感じです。
殆どはその時だけのことで、忘れてしまいますが、時々気にかかることもあります。
相手にしちゃっているのかもしれませんが、そんな妙な体験の一つです。
今軽い睡眠薬を少なめに飲んでいます。原因は勿論不眠で、初めは薬が切れると深夜でも
目が覚めてしまいましたが、今は直接の原因と思われる、ストレスのかかる出来事も
徐々に解決への道へ繋がり、少ない薬で朝まで良く眠れるようになりました。
先日そろそろ薬を抜いてみようと思い、そのまま寝てみましたが、急に止めたのが
あまり良くなかったのかもしれません。
12時間眠ってしまいました。昼も一度起きてまた眠ってしまいます。つまりちゃんと
眠れていないのですね。
用事もあるし、もう起きないとと思いつつ、眠ってしまいます。こんな時はやばいのが
経験上わかっています。
後方に引き連れるので、「何かが私を引張ている」という感じを持ちました。
こういう時に私が思うことは、いかに嫌な感じの怖く疲れる金縛りに持っていかないかという
事だけです。
それを避けるテクニックは、私の場合は身に起こる不条理を全て受け入れてしまう事です。
意味不明なものに真正面から向き合って抵抗しない怖がらないという事です。
「ミイラみたいな赤ちゃんがいるな。」
何でそう思うのか目覚めた今となっては謎ですが、夢うつつの中では本当にそう思えるのです。
相手が何かを大まかに感じられれば怖くはなくなります。よし!抱っ子してあげようと思い、
何故か一緒に浮かんで赤ちゃんを手前に持ってきました。
はっきりと見たというのとは違うのですが、感じ取るイメージは正直可愛くないのです。
だけど、ずり落ちそうになりながらも、しがみついている処が何だか可愛そうで愛しいとも
思いました。赤ちゃんは泣いていたかもしれません。
夢うつつの中で一緒に家の外の何処かに連れて行きたかったけど、後の予定が気になりすぎて
「今日は無理だな」と思った処で電話がなって何とか目が覚めました。赤ちゃんは消え、
私は首が大変重く、少しふらふらしました。
あの赤ちゃんはどこに行ったのかなと。勿論物質的には初めからいなかった、私の夢うつつの
イメージでしか無いのでしょうけど。
若い頃から乳幼児のイメージは時々出てきます。大抵「気の毒にな」と真底思うと
それは消えてしまいます。
何故夢うつつの体験を通して出てくるのかは解りませんが、彼らもまた、私自身の心の
現われなのでしょう。
結局何だか良くわからないのですが、垣間見たミイラみたいな赤ちゃんのご冥福を祈るような
気持ちに私はなってしまいました。
画像はお母さんと赤ちゃん
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