変な話。現と夢と金縛り。
昨夜作業に詰まって、寝てしまおうと思いましたが目がさえて仕方がないので、
脱力系男女の絵を描こうと思って深夜に不健康にも作画。
実は私、男の脱力って一番イメージされるのが、怖いのですけど首切り。
サロメとかさらし首とかギロチンとか。そんな首のイメージを描きたかったのです。
それと、インドの神様シヴァの死体が、踊る妻パールヴァティに踏まれている絵。
もしかしたら、男性は逆に思っているのかもしれませんが、
女性の私にとっては女の脱力は身体の柔らかさもあってか、そのままでも脱力っぽい
イメージがあるのですが、男の脱力はより死体に近い。筋肉の力ってそうそう抜けない
気がするからなのでしょうか。
それに現実的にも本当に脱力してしまう時って怖い事があると思います。
まるでこのまま死ぬのではないかというくらい。病気の時や本当に疲れた時、
意識まで真白になる。そのままリラックスしたい気持ちと、とてもできない気持ちが
同時にあるような・・・
そんな事を考えながらカリカリやって、女性の方は何とか描けそうと思いましたが、
男性の方はどうもなあ、などと思っていたら表でミンミン聞こえたので、
さすがに休むことにしました。
その後も中々寝付けないように思ったのですが、いつの間にか少し眠ったようでした。
夢を観ている。
夢の中で妹が何かを喋っていて、私はうすうす解っていながらあえて上っ面だけで対応している。
彼女の真意を無視している。
勿論彼女にも問題はあるように思います。彼女自身も彼女の真意を見つめていないまま
姉に自分以上に自分を理解してもらおうと思っているようにも感じるのです。
夢を観ながら「これは夢で現実の妹ではない。私の中の妹的な心。姉的な私は妹的な私を
ずいぶんと圧迫して押さえつけて彼女の何かを奪っているのかもしれない」などと
分析なんかしているところがおかしいのですけど、そう思った途端久しぶりにボン!とキマシタ。
金縛り・・・夢の妹が怒って(怒ってもいいんだと判断して?)妖怪みたいなのに変身したみたい・・・
「うわ~カンベンしてよ。何だコイツ。私が私の責任を感じた途端に突然豹変して!
何て嫌なヤツなんだ。自分だって自分の面倒を見ないで姉に頼っていたくせに!」
とは思ったのですが、何故かこの場は謝る事が有効だとはわかっていました。
「ゴメンナサイゴメンナサイ」
何がゴメンナサイなんだよ。私だけが悪いわけでもないもんね!とは思いながらも
あまりの恐怖に口では一応謝っている。最初の二言で妹妖怪はすぐに離れていって、
もどって来なかったので一安心。
でも落ち着いて思い返して見たら私の夢にも責任がある。
私が先に夢の妹に極めて非日常的な恐怖のイメージを持ったことを思い出したから。
彼女は私の思い描いた事と似たことをした。
私は殺される恐怖を持っていた。そうされないだけマシでした。
それにしても「ゴメンナサイ」とは凄い言葉です。
あんなに抵抗をもって言ってもかなりの効果。真の心をこめていえば一体何が起こるのでしょう。
画像は金縛りを引き起こした問題の脱力系絵
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