このタイトル何だかいいなあ。
ふるえるって寒くてなんですけどね・・・。私の住む家はマジ寒いです。木造の一軒屋、
布団を引く畳の部屋は北西に雨戸の無い大きな窓があり、外は小さな池のある公園、
風が強い日は東京とは思えない底冷え感。夏は涼しいし、景色は最高の素敵な家なのですが・・・
で、あまりの寒さにこのままでは病気になると思い、暖かいパジャマを即買いしました。
寒がりの弱点である首の辺りとかが2重仕立てになっています。着心地も快適。
昨夜は、ぬくぬくと眠れることでしょうと思ったら、布団に入ったとたんに寒くてぶるぶる。
窓を開けていたので布団がすっかり冷たくなっていたのでしょう。これでは前日と同じです。
リッチなあったかパジャマを買ったのにこれは一体・・・とシチュエーションの面白さに苦笑。
寒くて震える時には身をぎゅっと縮めているものですが、あったかいパジャマを着てるんでぇ!
という強気の余裕の気持ちから「人間って一体どういう風に震えるのだろう」と疑問を持ち、
震えのアニメートってどんなだろうと、いつもの病気が発症。震えるままに感じてみました。
防衛本能があるからか、体の動きに抵抗しないのが中々難しいのですが、そのうち暖かく
なるだろうという気持ちの余裕の上で震えに身を任せるのは結構面白い。そして思ったこと。
震えるって快感!それはそうでしょう。でも寒さ震えも気持ちが良いものとは意識外でした。
震えているうちに暖かくなってぐっすり眠りました。明け方に夢を二つ見ましたが、
一つが変な夢。
私はある儀式に参加する。それは葬式の再現である。私は死者の役で箱に入って参列者に
運ばれる。私には共に棺おけに入るパートナーがいる。儀式では私は男性の役割で、
相方はどうやら私の花嫁ということらしい。花嫁役の女性は私よりも背丈も重みも二周りは大きい。
性格も繊細さに欠ける印象、それどころか私は多少の愚鈍さすら感じている。役割としての男性の
私は、彼女に花嫁という、パートナーとしての魅力も全く感じていない。私は、もっと線の細い、
共にお喋りを楽しめる、より明るく快活な女らしい感性の人間を求めていることに気が付く。
私は相手の女性に感心が持てないまま儀式に入ることに不満を感じている。同時に見た目の
印象で、彼女の内面を決め付けてコミュニケーションをとろうとしない自分が好ましくないとも
少し感じている。
二人は箱に入ってぼろぼろにさびれた教会に運ばれていくらしい。私はその場所を知っている。
そこで起こることは確か本当に殺されることだったはずと思い起こす。いや、それは昔の話で
今は儀式だけが・・・と思ってみるが良く判らない。何故私が選ばれたかというのは、
私がもうすぐ死ぬからだと思う。良く見るといつの間に体はかなり痛んでいる。やっぱり最後に
殺されるのかと思う。そう思うと隣の女性と何のコミュニケーションを持たないことが少し寂しい。
彼女の持つ繊細さ優しさ女性らしさが見えてくるような気もするが、何の感情も起こらない。
結局彼女に接点も興味も持てないし話しかける気も起きない。
今殺されなくても、放って置いてくれればもう少しは命を持たせる自信がはっきりとある。
教会についたら棺おけの中から元気良くドンドンと叩けば杭を打たれないだろうと考えるが、
それを保障するものはないのだなとも思う。私のただの希望的な観測の気がするし、
儀式の参列者はもしかすると最後に殺すことを楽しみにしているかもしれないとも思う。
人里はなれた朽ちた教会に着いたと思う。私は儀式の人形になっているような気持ちだ。
中世ヨーロッパを思わせる荒削りで泥臭い色の剥げた木の人形だ。
私は「この人形はキリストなのかな。すると女性は彼の花嫁なのか。」などと考えている。
・・・なんて夢を見ました。不気味で怖かったけど、最後結局死ぬのか死なないのかあやふやなまま
終わったので少々不満、でも面白かったです。
今日は朝から風が強くて気持ちの良い日でしたが、外を歩きながら何度もぶるぶるっときました。
寒いときは震えからなのか怖かったことを思い出すようです。近所の夜の大木を見ながら
2年以上前に見た「リング」という映画のイメージが浮かびました。
画像は「
ヘンタイ天国」シバリーナと怒りのぴょん
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