昨日今日東京寒すぎ。これから2月まで寒いと思うと、木造の我が家ではきついものです。
たて続けに悪い夢を観ているような気がしました。
多分寒すぎるのです。
『夢』
夢の中で、実在のかなり親密と言える友達に、わざと傷つけるメールか何かを打ちます。
すると彼女があまりにもひどいと怒って電話をかけてきます。
私は電話で確実にダメージを与える言葉を言い返します。
すると彼女が泣きながらその時私のいた実家の2階にやってきて激しく悪態をつきます。
私も冷笑しながら憎まれ口を返しますが、私の目も鼻も口も激しく泣いています。
水が溢れてきます。こんなにリアルというか、大げさに夢で泣いた記憶がありません。
夢の中ではあまり泣かない気がしています。
彼女はそんな私を馬鹿にします。彼女も泣いています。
だけど私は本当は嬉しいのです。
彼女をここまで傷つけることができて。
彼女が家まで怒りに来てくれて。
怒りも喜びも嘆きも涙も全て夢では同じことなのか、私と彼女は多分幸せなのです。
その後怒る彼女を放っておいたまま、何かのショーに出るために自転車で未来の銀座みたいな場所に行きます。
私は化粧にでも失敗したのか、首周りに小麦粉のようなものがベッタリくっついて乾燥しています。
裏道は外国人が中心にやっているらしい、人間的なコミュニティが存在しています。
子供もお年よりも互いに協力して、ささやかながらも自由で幸せに生きています。
羨ましく思いますが、私は彼らの世界とは関係のない人間なんだと思っています。
私が乗るのは、ものすごいスピードの出る自転車です。脇を通る車のスピードも、車が平面にしか見えないくらいです。
そしてそれは実は本当に平面化しているのです。
僅かな隙間があれば車は前の車との間を抜けて私を追い抜かしていきます。すごく危ないと思いました。
ショーに出るのに、この首周りは無いだろうなと思います。
未来的な街の中にある未来の高級デパートみたいな場所の洗面所と、化粧品サンプルを使おうと思いますが、
会員制の有料のドレッシングルームみたいな処に気付かないまま入ってしまいます。
周りはみんなマダムって感じです。
私だけがほとんど髪がレゲエの(私は現実にクセ毛の天然レゲエ、昔のオノ・ヨーコか能の逆髪みたいです)
自転車でかっとばして来た奇怪な首化粧のボロズボンのアウトローですが、誰も私も意識してません。
ホストみたいな人にお絞りをもらいます。首の白い物を落としてお化粧も直して鏡を見て、
私は自分が思っていたよりも年齢がいっているんだなと自覚し直します。
ホストが請求書を持ってきました。1100円くらいで、多分未来だと思うけど、
これだけの設備の割に安いように思いました。
私が出るショーはこのデパート内のホールで行われることを思い出します。
それはかつて母が現役でピアノ教師だった時の発表会だったのです。
お世話になった先生が今よりも若い姿でいらっしゃいました。
私もスリムなイブニングドレスと夜会巻きでメイクもばっちりです。
私は自分が出るショーはダンスだったような気もしたのだけど、音楽だったのかと思い、
即興で弾くらしく、その場で楽譜をもらいます。
ちゃんと練習しておけば良かったと思います。
いくつかのプログラムは私の先生が替わりに挽いてくれることになったと、若々しい母が笑顔で伝えます。
(今思い出しましたけど、現実にその発表会は長らく銀座でやっていたのでした)
ショーは終わったのか、今度は多分、街の裏通りのコミュニティの人たちの処にやってきたのだと思います。
建物は不思議です。懐かしいようなモダンのようなボロなような、自然がとりこまれているような。
そして街とは違って静かです。
何かの勉強会みたいなのに出ていたように思います。
随分年下と思われる男性二人に話しかけられます。
私の年齢を若く誤解しているようなので教えようと思うのですが、自分の年齢がわからないのに驚きます。
まずいなーとか思いつつ何とか思い出した時、現実に目が覚めたと思います。
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面白い夢なのですが、初めに激しく泣いていたせいか、ずっと、どこか悲しい気持ちのまま見ている夢でした。
書いてみると特に悲しくない、どちらかというと後半はかなり楽しい夢のように思います。
夢で泣くと、「泣く」というのは何だろうと思います。
つまり無意識の中でも人は泣くわけですね。
泣くのは行為なのか、心なのか、両方なのでしょうけど、夢なら心だけかもしれません。
私は泣き虫なので、何かあるとすぐにびーびー泣いていますが、
例えば男性とかで泣けない身体になっている人たちは、
心で泣く感覚を当たり前に知っているのでしょうか。
すごく面白い夢泣き体験でした。
画像はラフ。
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