色道四十八手 たからぶね 公式サイト
企画・原案:渡辺護、主演:愛田奈々、監督・脚本:井川耕一郎
東京ユーロスペースでの上映は先週終ってしまいましたが、これから関西方面、海外の映画祭でも上映が予定されているそうです。
35㎜フイルムでの上映会も、後ほど東京であるそうです。
おそらく、ピンク映画、最後の35ミリフイルム作品になると聞いております。
今回、イメージポスター&チラシを描かせていただきました。
完全に実写です。アニメ作品ではありませんので、ご注意お願い致します。
ピンク映画って何?という方々…
元々DVDもビデオもなかった時代はピンク映画と呼ばれる成人向け映画のジャンルがあって、専門の劇場もありました。
大手の会社が産業として作っていました。
ピンク映画はアダルトビデオが出てきたのもあったのか、急速に衰退していったそうですが、
映画館で流すものですから、プロの女優さんが出演し、ストーリーがあるものです。
豪華な名作もありますし、『Shall we ダンス?』で有名な周防監督やタレントの美保純さんなどはピンク映画出身です。
勿論私も『たからぶね』を観ましたが、71分全く飽きないで楽しませていただきました。
表現はソフトで、女優さんはチャーミングで画面が綺麗、物語もコメディ調なので、女性でも楽しめる作品と思います。
戦前の物などもそうですが、古い時代のエロチックな物の方が、今のアダルト物よりも、大人のウィットに富んでいるように私は思います。
私も子供のころに聞いた、『日活ロマンポルノ』という名称はよく覚えています。
最近の少年たちは、スマホを見ているのでしょうけど、
私が子供の時には、中学生のころから、同級生の男子生徒がアダルト向きの映画を観に行った話などが時々ありました。
子供って自慢するんですよね。
(高校生くらいになると女子でも悪ふざけで観に行ってましたね)
何処の映画館の受付は身分証なくスルーできるなども、男子の間では話題になっていました。
そんな若い男の子たちが目当ての変なオジサンも高確率で出没していたそうです。
ディスコやクラブなどもそうでしたが、子供だとわかっていても身分証など滅多に求められない、
お酒もチェーン店で高校生がお座敷で騒げてしまう、良くも悪くもいい加減な時代でした。
・・・こちらのブログ一年以上ぶりの更新です・・・
現在、HP等含めて、ネットの殆どをお休み中です。
長らく勝手に放置しまして、ご心配かけてしまった方々、ごめんなさい。
メッセを下さった方々、本当にありがとうございました。
来年以降から、ゆっくり新規に開始する予定です。
前の日記も復活する分もあるとは思いますが、
一度、非公開とし、閉じさせていただきます。
何卒宜しくお願い致します。
LOVE, KTOOONZ