KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

夢deシュギョー?

2007-02-19 17:54:40 | 

最近、私にとっての「夢」も一つの現実かもしれないと、よりはっきりと思うようになりました。

ただ、あくまで極めて個人的な、他人とは全く関係のない私独りだけの内面の現実です。
夢の中でも私はきっと外の現実と同じように悩んだり喜んだり色々なことをしているのです。

今朝のユメワタシのやばくておかしな冒険の話です。

溢れる緑とコンクリートビルの世界で健康な両親と兄妹たちと暮らしていた
変わり者でおさげの可愛い女の子の私は家出をして、街の外に飛んでいきました。

外国の山にたどり着き、何故か私はそこにいた青い衣の知らない女性の生徒にしてくださいと
お願いします。

私は今までの生活で自分が全く幸せでなく、周りの理解は到底なく、と訴えています。

そのお願いの仕方やるや、途中で別のことに気が取られて一度注意は受けるのですが、
(小さな姪っ子の声が聞こえたような気がしたのです)
落ち度はあれどもなんとも正直でストレートで、愚痴や恨みごととは全く無縁。
実際の私がこのような口を訊いたことがかつてあったのだろうかと思えるくらいです。

「おみやげがありますね」と言われて、たった一つ手にしてきた干からびた薬草を渡しました。

「本当はもっと大きく育つはずでしたが、途中で見つかって家族に折られてしまい、
こんなに小さい死んだものしか持ってこられませんでした。
これのお陰で今までは何とか生きてきました。」と答えて渡すと
女性は嬉しそうに受け取りました。

私は受け入れてもらえました。そこには13,4人の少年少女がいます。
私はカッコいい男の子いるかなーとか、
女の子の中で一番可愛い子は誰だろうなんて事もちょっぴり考えてます。

私は何の勉強をしているのか、それが勉強なのかすら全くわかりません。
ただ、先生も生徒も一緒に集団生活をしています。

建物に入った私は肉体と心が分離したような二つの状態になっています。
肉体を持たない私のほうが落ち着いていて、もう一人の不安な私に
「大丈夫、もうすぐ一つになるからね」などと話しかけています。

生徒達は子供っぽく、目的意識がなく、おしゃべりで、
無自覚ながらも全てを楽しむことばかりを考えています。皆素直ないい子達です。

先生は老若男女入り混じっていて、特に歳を取った男性たちはヨーダなみに奇怪な風貌の
人?もいます。宙に浮いたりするのでそのルックスも含めて子供達には受けています。

形式に添った体罰みたいなものあります。禅のぱしっとやる棒に似ているのです。
怖がる子もいますが、私は全く嫌ではありませんでした。
全ての痛みは一過性のものだと理解していたからです。
「先生、今ここ痺れてるの、バシッと決めてよ」みたいな感じです。
ただし何が棒を受ける理由なのかは自分と周りを見ても全くわかりません。

「私が持ってきたおみやげを、先生たちはどうするんだろうか・・・何に使うのかな」
私は唯一の手荷物だった、渡してしまった薬草のことが気になっています。
もうすぐ山の夜です。

そしてゆっくり目が覚めました。

何だかハリーポッターアジア版みたいな夢で、面白かったです。
夢の中の私の能力は、空を飛べることと、「窓抜け」と私が読んでいるもので、
ビルの窓に体当たりして、反対側の窓から同じように抜け出ることです。
何故なのか上手くいけば私は全く怪我をしないのです。周りの人は運が悪いと怪我をします。

禁じられた薬草を庭で堂々と大木に育てようとしているようですし、
どうしようもない親不孝のド迷惑な子供であることだけは確かです。
家出した私を両親が必死に追いかけてきたので「窓抜け」で振りはらいました。
こんなしょうもない娘でも夢の家族からは愛されているのですね。思わず泣けてきます。

夢界の変な少女は異国の山へおこもり修行?に飛んで行ってしまいました。

これで暫くは先生の監視の下でおとなしくしてくれるのでしょうか。

もう勝手になんでもやってくれという感じですが、実は少し続きも気になっています。

画像は次回作アニメ「死と処女」キャライメージ

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ホントに遭った変な話

2007-02-15 01:56:36 | 

これはバレンタインデーに起きたとても変な話です。

書いてる本人もなんだかわからない、極めて変わった夢うつつの話です。

わからないなりにも余りにもバカバカしいのでここに書いて、ただのギャグにしたいと思います。

一昨日均整治療をしたせいか、帰宅後体が疲れ、軽く睡眠をとりました。
その後、仕事のテキスト文、イラストの作成などして深夜入浴後に布団へ。

軽く昼寝をしてしまったせいか、中々眠れませんでした。
体が冷えて震えているせいかホラー映画を思い出したり怖いことを考えてしまいます。
そのとき全く私の好みではない、作品にはしないであろう一つの物語ができそうに感じ、
私は空想の中に入っていきました。

どこかに監禁されている少女がいる空想です。私はどこにいるのかわからない彼女と
頭の中で話しています。

少女は一人の男に暗い部屋に閉じ込められていて大変な恐怖を持っています。
私は「男のイメージを送れる?」を彼女にメッセージを送りますが、
その言葉に彼女はパニックを起こしてしまいます。
「いいよいいよ。ゆっくり確実にそこから逃げようね。必ず助けるから。」

そんな風に少女との会話として頭の物語は進み、
ついに彼女が地下室に監禁されている家の向かいのアパートに私は居を構えました。
男の正体もわかっています。昼間は会社員をしています。
彼女の持つ恐しい亡霊のようなイメージとは傍から見ると少々ギャップがありました。

私は男の留守中にドアを壊して救助したりしません。
彼女は「逃げると殺す」と脅されているので、作られた恐怖から解放されるためにも
自力ででてくることを促しているのです。

「男は今会社にいるよ。私の友達が見張っているから大丈夫。自分で出ておいで。」
私の頭に会社にいるはずの男が背後にいるという恐怖映画のようなイメージが何度もわきます。
私は少女の恐怖のイメージを拾ってしまうのです。
そのたびに「大丈夫大丈夫」と、私たち二人に言い聞かせます。
何日も家の前で私は同じことをします。「今日もダメか・・・」そう思った途端
目の前に少女ではなく、大人の女性が立っていました。

監禁された日から彼女の心は成長していなかったのです。

私たちは抱き合いました。私は彼女を警察で保護する、両親に合わせる、
男に社会的制裁をするなど、ずっと考えていたのに、そうしたいと思いません。

何となく実は大人だった少女は私自身に似たような気がしています。

そこから空想は堂々巡りを起こしたので、
「これでお終いか・・・陳腐なストーリーだったな」と私は思い、空想に深く入ったことで
疲れたのでいつの間に眠ってしまいました。

ここから世にもバカバカしい、今まで体験したことのないことが起こるのです。

私は夢を見ています。家族と共に大きな旅館のような処に泊まって寝ています。

すると!またかよ!の金縛りが起きました。上にいるのは不気味な男のような気がします。

私は恐怖に捕われ、声をあげて家族に助けを求めようとします。
(私は金縛りのときに声をかけてもらうと大抵覚めることができます。)

母はどこにいるのか。誰の気配もありません。私は家族と共にいるのは夢だと気が付きます。

「目を覚まして。私は今部屋に一人でいて、金縛りにあっている。」

私がそう思って何とかうめき声を出した途端、左胸から右胸にかけて斜め上がりに、
体がバチバチと光って強烈なスパークが出ました。その後すぐに左のこめかみから
右の頭蓋骨にかけて、もっと激しくショックと共に光がバチバチと瞬きました。

これが夢にしても金縛にしても、今までに全くない強烈な体験に私は恐怖も忘れて驚きました。

「生きてる?」「今のもしか感電?」「私の体どこかものすごく悪いところでもあるのでは?」
「今度こんなことがあったら死ぬんじゃないだろうか」「頭蓋骨が動いた」

目覚めると薄暗いけど朝です。小鳥が鳴いています。
落ち着いて声を出してみると普段の声と呼吸にもどっています。体が緊張していたので
ゆっくりと解いていきました。

恐怖の余韻は残っていましたが、金縛りの主みたいのは消えていました。

私は落ち着いて考えます。背骨に電流が走るような体験をする人がいるらしいけど、
その手のものに近いものだろうか・・・それにしても余りにも強烈すぎる。
頭骨が動くというのは、均整と関係あるんだろうか。そうとしか思いつかない。
考えてみたら均整治療を始めてから金縛りにあってばかりいるように思う・・・
私は不気味な男性のイメージを金縛り中にもったけど、考えてみると、はっきりと
見たわけでもないし、私の金縛り体験と不気味な存在を関連付けるものは何もない、
さっきの怖い空想と結びつけたのだろうか。
そう思うとあれは特に怖いものでもなんでもなかったんだな。
私にとっての金縛り体験って、自分と自分のせめぎ合いなのだろうか・・・
抵抗しているほうが古い自分だろうか。やってくるものに呑まれてしまってもいいのかな・・・
でもそんなことは自分を失くしそうでとてもできないような気がする。

私は思考が妄想に入り込みつつあるのに気が付いて考えるのをやめました。

結局は意味不明ですし、主観的個人体験としては胸が開き頭が割れて光った(?)にも関らず、
クリアな思考もできるように思い、安心を憶えたので、もうどうでもいいし疲れたからと
眠ってしまいました。

この辺りは私は図太いというか、全てのさじを投げてしまったのか体験の強烈さから
考えてみると今になっても自分でも少し不思議な気がします。

夢ってことで納得したので心配も何もないということでしょうか。

私はぐっすり眠りました。朝電話に出て、そのあとまた眠りました。
お昼に起きて鏡を見たら、目元の涼しい優等生みたいなマトモ顔だったので
とても安心して食事をすまし、ゆっくりと仕事に入りました。

ワケのワカラナイ主観的体験でしたが、マンガチックに考えてみると、
「不気味な男に襲われたので、私は体からスパークを発して退治しました」などという
超絶バカらしいストーリーにできなくもないなと思い返し、おかしくて一人で笑っていました。

一日かなり疲れていました。明日はこの疲れがとれていると有難いです。おやすみ~。

画像は「ヘンタイ天国」女子高生監禁男シバリーナをやっつけるぴょん

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実は怖ろしい

2007-02-12 20:30:44 | 

今日は印刷用のカラーイラストを描いています。楽しんでやってはいますが、
残った仕事を早く終わらせてHPのマンガの仕上げ&アップがしたいです。


先日家の前に真青なビニールのボールが落ちていました。

そのボールに強い印象を感じたせいなのか、変な夢を見てしまいました。

長い夢でおかしな変人たちがわけのわからないことを話し続けている、ここに書いても
仕方がないような夢ですが、月に人口の惑星を飛ばすというシーンがありました。

惑星は勿論ボール型です。

豪華なホテルで行われる変人たちの「世界は何だ?」という勝手なおしゃべりを聞くのに
うんざりした私は、思考を整理&落ち着くために表を一人で歩きますが、
月を周る惑星たちの姿が肉眼で見えるのです。

何かがおかしいと感じつつも、目が良くなったのだろうかなどと思っていると
惑星は、実はビニールボールだった姿をさらして目の前に落っこちてきました。

一つが落ちると他のも落ちてきます。どれもその辺のボールに光るシールを貼った程度のもので、
私は驚きます。目の前の月すらハリボデに見えてきて、今にも倒れてくるのではと恐怖します。

何もかも騙されていたような、何も信じられない気持ちになっているのです。

夢を見ると、起きたときにしばらく何が本当だったかわからなくなるときがあります。
あの人は実は死んでいた、生きていた、ここはどこで私はダレだっけ?
・・・そういう意味では実は世界はハリボテだったのか?という夢はかなり怖いです。

記憶を取り戻し、世界の奥行きを確認し、安心を取り戻していきますが、
夢も現実もその時はその時のリアルなのですからどこか何かスッキリの無さが残ります。

そんなときに電話が鳴って、はっと飛び起き、極めて日常臭い人とのやりとりで
本当に目が覚めます。

・・・だ・け・ど・・・現実より夢のハリボテ世界に本当は惹かれている部分もあるのです。
「いっそハリボテにでもなっちまえ!」そんな怖がりたい私もどこかに隠れているようです。

画像は次回作アニメ「死と処女」キャライメージの一つ

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幽霊

2007-02-06 21:54:03 | 

見たことないけど幽霊の話です。

死ぬだの幽霊だの暗い話が続いていますが、実は私最近普段よりかなり元気です・・・

暗いのは新作アニメ「死と処女」なんて作品コンセプトに取り組んでいるのもあるでしょうね。

金縛り時の夢や幻覚とかは別として、「幽霊」なんてものを見た事はないのですが、
「幽霊のようなもの」を感じてしまったことはあります。

それは「私」の幽霊です。

大分前のことですが、ある人と別れました。迷いに迷い、決心できたのは
「生きているのか死んでいるのかもわからないような苦しい心の状態のまま生きている自分は
死んでいるのも同じこと、だったら死のう、死んでしまおう」と思えたからです。

道端で突然「死のう!」と言葉が出た途端、苦しみは同じことでも出口が見えました。

その後暫く、いつも待ち合わせをした場所を通るとき「彼」を感じます。
どうしようもない悲しみが溢れてきます。そんな日々が続くのです。

私は「幽霊」という実感を持ちました。だけど彼は生きています。ならば幽霊は誰なのか。

そうだった・・・死んだのは私なんだ。死んだ私が彼の姿で立っているんだな・・・
私は自分の持つ奇妙な感覚にそう思うことで納得ができました。

同じ場所に新しい恋人が待っていて、私達は幽霊を後に夜の道を帰っていきます。

人は死んだら幽霊になる・・・星の美しさに悲しい幸せを感じながら私は想いました。


そして数年後、また一つ愛が終わって幽霊があらわれます。


夢の中のある家の屋根裏部屋に女の霊が現れて悪さをするのです。
私にはどうにも手に負えないのですが、そこに祖母が現れます。

私が手を焼く幽霊を彼女は恐れず当たり前に会話をしていきます。
女は益々怒りますが祖母は逞しく全く動じません。やりとりを楽しんでさえいます。

幽霊騒動がかなり治まったところで、祖母がもう亡くなっている事、
その家はかつては祖母の家だった、現在私が住んでいる家だったこと、
女の幽霊が悪さをした部屋は別れた恋人の部屋だったことに私は気づいて目覚めるのです。

「あの幽霊は私だ」

私はお祖母ちゃんが連れて行ってくれたのかなと思いました。

その後しばらく何故なんだか、私は家でやたらにお香を焚いていました。
今から振り返れば私がしていたのはお弔いだったように思えるときもあるのです。

私の未練がなくなれば幽霊は一足先にあっちの世界に行ってしまうのでしょう。

二度と悪さをすることもないでしょう。

画像は次回作アニメ「死と処女」イメージスケッチ

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