最近、私にとっての「夢」も一つの現実かもしれないと、よりはっきりと思うようになりました。
ただ、あくまで極めて個人的な、他人とは全く関係のない私独りだけの内面の現実です。
夢の中でも私はきっと外の現実と同じように悩んだり喜んだり色々なことをしているのです。
今朝のユメワタシのやばくておかしな冒険の話です。
溢れる緑とコンクリートビルの世界で健康な両親と兄妹たちと暮らしていた
変わり者でおさげの可愛い女の子の私は家出をして、街の外に飛んでいきました。
外国の山にたどり着き、何故か私はそこにいた青い衣の知らない女性の生徒にしてくださいと
お願いします。
私は今までの生活で自分が全く幸せでなく、周りの理解は到底なく、と訴えています。
そのお願いの仕方やるや、途中で別のことに気が取られて一度注意は受けるのですが、
(小さな姪っ子の声が聞こえたような気がしたのです)
落ち度はあれどもなんとも正直でストレートで、愚痴や恨みごととは全く無縁。
実際の私がこのような口を訊いたことがかつてあったのだろうかと思えるくらいです。
「おみやげがありますね」と言われて、たった一つ手にしてきた干からびた薬草を渡しました。
「本当はもっと大きく育つはずでしたが、途中で見つかって家族に折られてしまい、
こんなに小さい死んだものしか持ってこられませんでした。
これのお陰で今までは何とか生きてきました。」と答えて渡すと
女性は嬉しそうに受け取りました。
私は受け入れてもらえました。そこには13,4人の少年少女がいます。
私はカッコいい男の子いるかなーとか、
女の子の中で一番可愛い子は誰だろうなんて事もちょっぴり考えてます。
私は何の勉強をしているのか、それが勉強なのかすら全くわかりません。
ただ、先生も生徒も一緒に集団生活をしています。
建物に入った私は肉体と心が分離したような二つの状態になっています。
肉体を持たない私のほうが落ち着いていて、もう一人の不安な私に
「大丈夫、もうすぐ一つになるからね」などと話しかけています。
生徒達は子供っぽく、目的意識がなく、おしゃべりで、
無自覚ながらも全てを楽しむことばかりを考えています。皆素直ないい子達です。
先生は老若男女入り混じっていて、特に歳を取った男性たちはヨーダなみに奇怪な風貌の
人?もいます。宙に浮いたりするのでそのルックスも含めて子供達には受けています。
形式に添った体罰みたいなものあります。禅のぱしっとやる棒に似ているのです。
怖がる子もいますが、私は全く嫌ではありませんでした。
全ての痛みは一過性のものだと理解していたからです。
「先生、今ここ痺れてるの、バシッと決めてよ」みたいな感じです。
ただし何が棒を受ける理由なのかは自分と周りを見ても全くわかりません。
「私が持ってきたおみやげを、先生たちはどうするんだろうか・・・何に使うのかな」
私は唯一の手荷物だった、渡してしまった薬草のことが気になっています。
もうすぐ山の夜です。
そしてゆっくり目が覚めました。
何だかハリーポッターアジア版みたいな夢で、面白かったです。
夢の中の私の能力は、空を飛べることと、「窓抜け」と私が読んでいるもので、
ビルの窓に体当たりして、反対側の窓から同じように抜け出ることです。
何故なのか上手くいけば私は全く怪我をしないのです。周りの人は運が悪いと怪我をします。
禁じられた薬草を庭で堂々と大木に育てようとしているようですし、
どうしようもない親不孝のド迷惑な子供であることだけは確かです。
家出した私を両親が必死に追いかけてきたので「窓抜け」で振りはらいました。
こんなしょうもない娘でも夢の家族からは愛されているのですね。思わず泣けてきます。
夢界の変な少女は異国の山へおこもり修行?に飛んで行ってしまいました。
これで暫くは先生の監視の下でおとなしくしてくれるのでしょうか。
もう勝手になんでもやってくれという感じですが、実は少し続きも気になっています。
画像は次回作アニメ「死と処女」キャライメージ
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