KTOOONZ BLOG

ktooonzのオシラセBLOGです。

『Lolly Lolly』キャラ紹介その4/ベルゼ

2010-11-08 14:42:18 | 『Lolly Lolly』キャラクター紹介

ソニー・デジタルエンタテインメントの携帯サイト『まんちゅ』『全力書店』『ヒトコト』などで
連載中のコミック『Lolly Lolly』、
キャラクター紹介第4弾です。


『ベルゼ』


変態大魔王の愛人で部下。

生意気で毒舌で発言は無責任。仕事は結構こなすキャリアウーマンぽい処もあります。

常にちょっと引いた処で周囲を小バカにして生きています。

こんな性格なので、彼女自身が大きなトラブルや自分の度量を越えた事件に巻き込まれるようなことはまずなく、
頭のおかしい変態大魔王にも振り回されることなく、面白がって付き合っています。



ベルゼは元々、変態大魔王が魔王になった時に一緒にそこに生まれた小さな子鬼の少女でしたが、
変態大魔王の分身のような存在として、大変長い幼児期を過ごした後、終に成体することになりました。

成体はしていますが、小枝のようなスラリとした少女体で、生意気で無責任な毒舌は変わりません。

変身の過程で、子鬼の時に持っていた力の大部分は失ってしまいましたが、
また別の魔力が目覚めつつもあるようです。

必要な場合、子鬼の姿に一時的には戻れるようですが、結構負担になるようで滅多なことでそれを行いません。

身体が大きくなったので、背中の羽は名残のお飾りとなり、もう飛ぶことはなくなりました。

変態大魔王はベルゼが可愛くて可愛くて、未だに自分の分身のように常に傍に置いています。

ベルゼは女々しい感傷と無縁の少女なので、自分を溺愛する大魔王と淡々と明るくお付き合いしています。

その生意気小悪魔ぶりが男悪魔たちに人気があるようですが、
付き合いの長い、父親のような変態大魔王と一緒にいる方が好きなようです。



******


かつてのベルゼやてぴぃのような小さな子鬼たちは、
悪魔がさらに超自然的な力を得て魔王になる時に自然に生まれてしまうような存在、という「私脳内設定」です。

男性の悪魔が唯一産む(?)というかこの世に出す、特殊な子供みたいな存在です。

母親の胎内から生まれる普通の悪魔たちとは異質の存在で、身体も大変小さく生まれ、普通は成長するのもとても遅いです。

例えばてぴぃはローリィより先に生まれましたが、ローリィが思春期を迎えてもまだカタコトを喋っています。


魔王の多くが変身の過程で小さな子鬼を持つことになり、
その後は一心同体のような強い絆で共に生きることになります。

多くは小さな少女、少年、時に動物、という姿で、彼らの多くに共通しているのは、
子供の心と純粋さ、小さな身体に似合わない強い魔力、などです。


小さな子鬼達は珍しい存在でもあり、その可愛らしい姿と性格から、
特に幼い子悪魔たちなどから大変人気があって、
自分だけの可愛い子鬼が欲しいから魔王になりたい少年少女も多いようです。
(女魔王もいますが、男よりもずっと数が少ないです)


魔王たちは、純粋無垢で自我を守る術を持たない子鬼たちを、
そんな外部の刺激からもガードしないといけないので、
子鬼達がある程度世に慣れるまでは、外の世界とあまり接触しないようになります。

バルバットがローリィの誕生会で憧れの魔王たちを見たかったと残念がったのも、
まだ中身の幼い子鬼と共にいる若い魔王たちは、隠遁生活者のように世を避けひっそりと暮らしているので、
公の催しでもない限り、滅多に姿を拝むことができないから…とゆーこれも特に知らなくてもいー脳内設定。


画像は『Lolly Lolly』ベルゼ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント


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『Lolly Lolly』キャラ紹介その3/変態大魔王

2010-11-07 12:40:47 | 『Lolly Lolly』キャラクター紹介

ソニー・デジタルエンタテインメントの携帯サイト『まんちゅ』『全力書店』『ヒトコト』などで
連載中のコミック『Lolly Lolly』、
キャラクター紹介第3弾です。


『変態大魔王』


地獄の古株大魔王の一人。ローリィの父親。変態の神というか悪魔です。

かつて娘デヴィを人間界で亡くしているので、ローリィは手元に置いてかまい過ぎで、結果激しく嫌われています。

彼は身体も心も壊れています。癇癪持ちで嗜虐自虐の世界を生きています。

娘のローリィ、妻のマーリィ、今は仕事のパートナーであり、生意気で可愛い愛人でもある、
元子鬼の分身、ベルゼたちの存在が生きる糧となっています。

ま、それだけいれば十分過ぎるくらい恵まれていますね。

娘に嫌われ、愛人にバカにされ、妻には他に数え切れない程の夫と恋人を持たれながらも、
多分変態大魔王は今とても幸せなんだと思います。


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馬鹿馬鹿しいネーミングが気に入っています。

変態大魔王的な何かは誰の心にもいる…と勝手に私は妄想しています。

描いたことは無いのですが、自分の脳内設定では、彼がまだ若くて変態大魔王の名じゃなかった時、
(大抵の悪魔たちは一生に何度か名前や姿が変化します)
今は変なオジサンだけど、当時はセーキもかすんじゃう麗しい青年で、沢山の女性達から余りに愛され過ぎてしまいました。

その中で恐ろしい事件が起こって、彼は身も心も壊れてしまい、破滅と狂気の世界を生きることになります。

その時、小さな毒舌の少女、ベルゼと共に「変態魔王」が誕生しました。

変態大魔王とベルゼは大変長いお付き合いです。マーリィとの付き合いよりもベルゼが長いです。

少女の面影を十分残しながらも成体してしまったベルゼは、もはや変態大魔王の分身ではなく他人になりましたが、
今でも親子のように、兄妹のように、同僚のように、恋人のように、殆ど一緒に過ごしています。

彼は将来、自分が地獄のさらに地獄みたいな世界に行くことが何となくわかっています。
その時はマーリィやベルゼとの長いお付き合いも終わりです。


画像は『Lolly Lolly』変態大魔王。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント


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『Lolly Lolly』キャラ紹介その2/バルバット

2010-11-07 01:14:04 | 『Lolly Lolly』キャラクター紹介

ソニー・デジタルエンタテインメントの携帯サイト『まんちゅ』『全力書店』『ヒトコト』などで
連載中のコミック『Lolly Lolly』、
キャラクター紹介第2弾。

『バルバット』

ローリィのお付。利発で可愛らしい少年。小さなコウモリに化けることができます。

ローリィとは同じ乳母に育てられた幼馴染。

年齢はローリィがわずかに先に生まれた同年代という作者脳内設定ですが、
成長と共に、理性的なバルバットの方が面倒見の良いお兄さんみたいな感じになりつつ今に至っています。

ローリィが自分流で夢見がちなのに対して、バルバットは理屈の通った、堅物の優等生タイプ。
努力家で勉強家で、魔力も決して弱くはないのですけど、ローリィの前では少々引いた態度もあってか、
天分の才能を持って自信たっぷりに魔力を使うローリィに、今はとても叶わないようです。

バルバットは現実的で、立派な魔王に出世するのが夢なので、
若くして魔王になった、才能豊かでカッコイイお兄さん悪魔たちに素直な憧れを持っています。


立派な少年だけど、どこか遊び心がない、四角四面のバルバット。

彼の雇い主である変態大魔王の顔色を伺ってビクビク生きている面も持っています。

ローリィの起こす冒険に迷惑にも巻き込まれてしまっているバルバットには、どんな変化が訪れるのでしょうか…


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KTOOONZのキャラには比較的珍しい、キュートな少年タイプです。

まだ漫画の仕事は初めて3年過ぎくらいで、それも多くはやっていませんが、
思い返せば今まで発表した可愛い少年キャラはTOYSPRESSさんの雑誌『MFLOG』に掲載された、
『何故か題名を入れると前々からエラーが出るんです』な漫画の2話に出てくる、シンちゃんだけですね。

(この漫画が読みたい方は、別ブログのKTOOONZ*COMIXからどうぞ。ただし妖しい、やや大人な漫画なので何でも来いな方だけ…)

バルバットみたいな文句無しに可愛い少年を描いていると、自分のオトメ心も踏み荒らされた地に小さな花が咲くような…

かつて風の又三郎みたいな不思議な少年に憧れていた少女の自分が戻るような気持ちで描こうと思っています。

画像は『Lolly Lolly』バルバット。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント



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『Lolly Lolly』キャラ紹介その1/ローリィ・ポップ

2010-11-06 15:08:47 | 『Lolly Lolly』キャラクター紹介

ソニー・デジタルエンタテインメントの携帯サイト『まんちゅ』『全力書店』『ヒトコト』などで
連載中のコミック『Lolly Lolly』、

前々作の携帯コミック『DeviLove』の世界観を引き継いだ、およそ1000年後の地獄を舞台にした物語です。

そろそろ全てのサイトで登場キャラクターが揃うころなので、このブログで順番にキャラ紹介を致します。


『ローリィ・ポップ』

地獄の淫魔少女。1000歳の誕生日を迎えたばかり。
人間の感覚では中学生くらい、正に反抗期真最中で父親が大嫌い。

変態大魔王と大淫魔セクシィ・マーリィの間に生まれたお嬢様、生まれながらに魔力も強く、
そのせいか自惚れも気も強く、やることも強引、我儘で型にはまること自分を曲げることが大嫌い。

恵まれた境遇故か、この世的な(地獄的な?)ことに興味が薄く、ありえないような、掟に触れるような
世界に夢を抱いています。


友達は幼馴染で乳兄弟の少年バルバット。

但しバルバットはローリィのお付役でもあるので、ほとんど公平とはいえない関係性です。
彼の立場や大人しい性格もあって、ローリィの反抗は益々増長暴走しているような状態。

誰もキャッチできない、ローリィの余り余ったエネルギーと想いは周りを巻き込み事件を起こしていきますが、
その結末はどうなるのか?

キーワードはローリィがバルバットに夢を告げた時の宣言、

「世界は日々変わるの!」


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日本では伝統的に女性はこと恋愛に関しては「受身」というのが長い文化だったので、
一般的に、押しが強い女の子はあまり人気が無いような傾向がこの現代も大いにあるように私は思います。

テレビに出ているアイドルとかも、見た目を言えば可愛く優しげな女の子らしい子ばかり。
アメリカのキョーレツなロック歌手みたいな女性が日本でスターになるのは今にいたって難しそうです。

「可愛い」と思われる性格は、奥ゆかしさや害の無い方の素直さだったり。

…私もそうは思います。強い女は見ていて「元気」「凄い」「カッコイイ」という感じで
「可憐」とかゆーのとは違うというか。

フェミニズムを否定する意味とは全く違うのですが、
私は素直で大人しい、優しい女の子らしい少女が大好きです。
世の中が平和で優しい時、そんな子たちが生き生きと自然な優しい笑顔でいられるのですから。
思わず守ってあげたいという相手の優しさを引き出すのは、強い人よりも弱い人の持つ大変不思議な力です。
その不思議を探ってみたい欲求が、私が少女たちを描きたい大きな一つの理由でもあります。

だけど…押しが強くて、女性として見られないなど、時には損しているかもしれないけど、
それが正直な彼女の姿で、そういう風にしか生きられない、男勝りの女性たちも私は大好きなので、
可憐な子も、元気な子も、ローリィみたいなほとんどメャメチャな子も、
できるだけ沢山の女の子たちの魅力を自分なりに描いていきたいです。

たとえ私が自分の限界から、その相手を受け入れられなかったとしても、
この世の常識を破壊する、目上の言う事なんか聞かない、生意気な困ったちゃんしか行き着けない世界だって
必ずあるんだと思います。

歩くのは危険な道かもしれないけど、運良く無事にそこから帰れれば、きっと素敵な人に一歩リードして
笑顔でもどって来るんだと思っています。


画像は『Lolly Lolly』ローリィ。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント


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