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[PainRain]キャラ紹介006・バニー

2013-03-22 03:13:01 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

私は同じキャラクターをよく使いまわします。

こういう事をスターシステムという事を数年前に知りました。

同じ人間が、役者として違う役を演じるような、そんな印象を持っています。

 

色々なキャラがいる中、バニーは多分、20年以上前に生まれたキャラクターなので、

年季が入っていて使いやすいです。

最初は本当にマジでチラシの裏に鉛筆で描いた漫画の絵でした。

現在のペインレインと同じ、紫のポン引きっぽいスーツを着ていました。

人に見せるためではなかったので、描き方も、大変いい加減で、

マンガのマトモな描き方も全く考えてない感じでした。

今のようなデザインにほぼ定着したのが、十何年以上前で、

『ベティとペイニーペンギン』という私の3作目のアニメに、絵柄は大分違いますが、

ほんのちょっとだけ、ギャングのパッチ一家が出ています。

 

当時、『ベティ~』の次のアニメ作品として、彼らが出てくる話をアニメにしたかったのですが、

どうしても喋りが入れたかったのと、ドラマで長くなってしまうので断念した事がありました。

ミュージカル要素も入れたかったし、

自分にとってピッタリの上手な声優さんじゃないと嫌だとも思っていましたので、

個人製作では現実的ではないと当時思いました。

 

マンガを描くのも大変ではありますが、アニメほどではありませんね。

 

 

 

 

  

『バニー・パッチ』

 

14歳でパッチ一家のパッチ親分の養子になり、ギャングとしての英才教育を受けました。

彼はパッチ一家の跡取りである、兄ブレインのボディガードでもあるので、銃の腕は中々・・・

ですが、桁違いの天才パンキーを知っているので、あまり偉そうな事は言えません。

てこの原理を利用した特殊な格闘技が使えます。

 

現在の3話では30歳ですが、若く見えます。そして歳は言いたくないようです。

 

自慢の銀髪はロシア人の母譲りです。

父親に関しては、母から話すらも聞いた事がありませんが、

彼の肌の色や顔形から、ヒスパニック系なのだと思われます。

腕に"MoM""Lov"のピンクの刺青があります。

 

バニー、という名前は、子供のころからの仇名です。

本名はロシア風のようですが、全く使用しません。

彼は母親を亡くした後、パッチ親分に拾われるまでの短い期間、

身体を売るストリートボーイとして、殺してくれと言わんばかりに自虐的に生きるのですが、

その時の名前でもありました。

 

ダムタウンのヒスパニック・ハーレムの出身、

かなり酷い印象の、ダム訛りを喋り、時に激しい啖呵を切ります。

身軽で柔軟、饒舌、喜怒哀楽が激しくヒステリックで強度のナルシスト。

ビッチを気取った、芝居がかった処があるので、見た目も含め、かなり滑稽な人間です。

 

女性に化けられる程の可愛いらしさを持つと同時に、

やぶ睨みで出歯で鼻は上を向き、どこかバランスを欠いた、

一見して何かが奇妙な、変な顔でもあるという設定です。

可愛いんだか、ブスなんだか良くわかんない・・・見る人次第、そういう顔ですね。

 

悪趣味ですが、彼なりにオシャレです。

小柄でハイヒールを履いています。薄化粧をし、靴下や下着や香水は女性用を好みますが、

それは好みのスタイルであって、男として、女性が好きだとバニーは言います。

 

パッチ一家の三人は、左耳にお揃いの翡翠をピアスしています。

どんなに落ちぶれても、一族の絆として、この宝石は手放していません。

・・・それ以上に・・・兄のブレインもそうなのですが、

バニーは、着衣で見えないところにも、二つのプラチナのピアスをしています。

 

バニーは手先が器用です。

現在、一家は使用人など望めない経済状態で、

パッチ親分と兄ブレインがその類を全くしない故もありますが、

料理、家事など、彼は何でも素早く上手にこなします。ヘアーセットやメイクもセミプロ並です。

そんな姿を見せるとパパに殺されかねないので、隠れて遊んできたようですが、

凝ったレース編みや造花作りなど、高度な手芸一般も得意としています。

本来、少女趣味で、女の子と遊ぶ方が楽しい部分を強く持っています。

  

酒とソフトドラッグと、明るく可愛い女の子とイチャイチャ遊ぶのが大好き。

何でも気持ちよく酔えるタイプです。

ベッドでも女の子にご機嫌に気持ちよくなってもらうのが楽しく嬉しいバニーですが、

余りにも直ぐに口説き出すので、どれだけ女性に振られたか判りません。

 

4つ上の兄、ブレインとは14歳からいつも一緒の縁。若い頃は険悪な事もありました。

バニーは口が悪く、一見、偉そうな命令調で何でも言いたい放題ですが、二人は完全な主従関係、

パッチ一家組員としてのバニーは、将来の組長であるブレインの部下です。

パッチ親分は、組の跡取りのブレインに何かあった時には、命を捨てても彼を守れとバニーに命じています。

 

バニーはパパを恐れ、兄ブレインの持つ、自分には見えない判らない闇にも、恐ろしさを感じています。

 

バニーの本質は限りなく優しい人間です。

 

画像は、バニー、ブレイン、パンキー、ローズ『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介005・フォッグ

2013-03-22 03:00:43 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

とにかくキャラクターが多い『ペインレイン 』です。

全7話ありますし、その回、あるいは2話のみ出演などの、キャラも多いです。

 

ですが、無駄なキャラは一人もいません。

ほぼ出ずっぱりも、一度の出演者も、敵役でも、愛情を込めて、

同じように性格付けをして、描いています。

 

 

 

 

『フォッグ』

 

フォッグは苗字です。

 

地元大手新聞の一つ、ダムタイムスを発行している新聞社の3代目の社長です。

ダムタイムスは独立経営、都会の新聞らしく、やや辛口、リベラルが売り、という事になっています。

数年前の、ダムタウンの暴力団一掃キャンペーンの時には、

ダムタイムズは、主に市民運動としての、平安な生活の権利を掲げ、

ムーブメントを起こす主導となり、結果は大成功となり、

多くのギャングが逮捕され、パッチ一家も地元から逃げ出す事になりました。

 

長身のアングロサクソン、恰幅よく、人柄がよく、ユーモアもあり、

レストランのボーイやバーテンにも、お得意様以上に慕われています。

 

地元の名門大学、ダムタイムスで多数の科目を受講しました。

かなりの日本文学通でもあり、大学の後輩だったブレインとも話が合いました。

 

美しい妻と利発な子供たちと共に、ダムパーク沿いの高級マンション住まいです。

 

光の人生を送ってきたかのような彼ですが、

何かを隠し持っていたようで、パッチ一家にそれを知られてしまったようです。

 

まあ、漫画ですけど、・・・女装のバニーに騙されてしまう、女好きな処もあるようです。

 

女装者に騙されるという、このエピソードは、

好きな歌舞伎の『弁天小僧』からイメージしました。

可愛いお嬢様の正体が泥棒の美少年という、面白いシーンがあります。

 

フォッグさんが騙されるシーンを描いたのは2年以上前でしたが、

弁天小僧の見せ場のように、もっと劇的に

バニーの正体を見せる演出でも良かったなと今となると思いもします・・・

 

 

画像は、フォッグ、ブレイン、バニー 『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介004・マリア

2013-03-22 02:34:53 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

時々、目の前の人が天使みたいに見えてしまう時があります。

 

天使なんかいるんだか知りませんけどね。

宇宙人とか幽霊とか、そーゆーのも含めて、いてもいなくてもどうでもいいです。 

 

ですけど、人に何やら神秘性を感じてしまう事が確かにあります。

そしてそういう神秘って、多かれ少なかれ、日常の何処にでもあると思います。

ベッドの中とか、道とか、赤ちゃんや子供や老人とか、カンカンに怒っている人、興奮している人、

喚いている人や遊んでいる人、悪いことをしようとしたり、今正に、欲や悪意を満たしている人とか・・・

 

目の前の人が、天使や悪魔のように変身する瞬間。 

語られる言葉は、感動しちゃう夢のようでもあり、呪い染みていたり、

人とのやりとりは天からの贈り物や悪魔の妨害みたいだったりもします。

目の前の人の予想できない行いを、個人の理屈や好き嫌いや意見判断という、

小さな自分枠だけのフィルターで見ている限りは見えない感覚・・・

・・・天使は良くて悪魔は悪い?

悪い事をしても良いだのという事を言いたいわけではありませんが、

良いとか悪いとか思ってしまうと、そこには単なる人間の都合しか無い感じです。

 

今起こっている、ショーとしての、驚き、何だか不思議の視点。

毎日すっごいギャグやメロドラマが、私も主役の一人として展開しているんじゃないでしょうか。

 

そこから見ると、私の人生の不幸や悲しみですら、愛情一杯に抱いて、大笑いをする事も可能です。

 

その、私に起こってしまった不幸ですら楽し~い!感覚を漫画等、作品にしたいと願っています。

 

 

   

 

 

『マリア』

 

変人の悪党ばかり出てくるペインレインですけど、理想的に描かれているキャラもいます。

 

マリアはこの作品内では、珍しい方のビョーニンやクレイジーの部類ではない人格だと思います。

多分・・・

 

現在3話で28歳、4歳年下の夫、テンプーと結婚して4年目を迎える、

アフリカンの長身、グラマーな美女です。

 

牧師の娘で、彼女もクリスチャンです。

ダムタウンのある州の外れ、ホープビルの地元大学の神学科を卒業後、

ある事件に巻き込まれたきっかけで、テンプーに出会い、恋に落ちました。

 

おおらかでありつつ、きめ細やかで穏やかな優しさを持った女性です。

テンプーはかなりイカレた青年ですが、マリアはそこを全く気にしませんし、

彼のする非常識な行いに動じるようなタマではありません。

2話に出てくる彼女のお爺さんが凄すぎるのもあるので、それが理由だと思います。

 

マリアは2話では沢山出てきますが、

3話、今の処、彼女はテンプーの手紙の中で語られているだけです。

 

二人は似てない夫婦のようにも見えますが、

手を取り合って、相手を信じる強さは同じです。

 

テンプーはマリアの優しく暖かい手を、振り切ってしまった処ですが・・・

 

 

画像は、マリア、『ペインレイン』より 

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