
ソニー・デジタルの会員制携帯コミックサイト「まんちゅ」他で連載の終了しました
『SpaceLady愛KO』の各キャラへの思い入れ&補足。
『レーコ』
長身の女冒険家。
その奇怪なスタイル、ウルトラビッチな態度、レズビアン嗜好。
ドラッグクイーンのようなヒールキャラです。
最新式のメカ・COSMOと牛型獣人クローンのミノタウルス、そして宇宙羊のめぇめぇちゃんが
レーコのチーム。
レーコは気分屋で時々彼らに感情をぶつけたりもしますが、
それでもやる時にはやるボスや母親のようなものとして、彼らに恐れられながらも頼りにされています。
法に触れる品の密輸など、危ない仕事をしながら宇宙を勝手気ままに旅する生活。
レーコだけではなく、連れてるメカとクローンも大変目立つタイプなので、
冒険家たちの間でも結構な有名人。
キャプテン・ブラッドもレーコを知っていますし、厄介な女と思っているようです。
元は愛koも仲間だったバイクグループの女リーダーでしたが、
お人よしの愛koを騙して裏切り、警察の囮にし、大金を手にして宇宙への道を手に入れます。
ある意味、もしレーコが愛koを裏切らず、先に宇宙に出なかったら、
愛koもそうしようとはしなかったかもしれません。
レーコはどこか愛koの先輩みたいな、愛koが追いつきたいカッコイイ憧れの存在でもあると思います。
レーコは悪党だけどいわゆる悪びれた処が無く、ある種人格破綻者なのでしょうけど、
愛koが怒りまくっていたとしても、再会を本気で懐かしみ喜んだり、キスしたり、
相手の気なんかしったこっちゃない、ホンモノ天然のジコチューです。
かなりのサドッ気があるとは思いますが、レーコなりには愛koの事も大好きなんだと思います。
愛koからすれば、迷惑な好意もあったものですが、たとえ替わりに刑務所に入る不幸があったとしても、
レーコのことは、どこか憎みきれないゆえに余計に苦しい、彼女の持つ魅力を認めていて
やっぱり好きなんじゃないかと私は思っています。
どちらも破天荒な女性同士の、スリリングでワイルドな愛憎のからまる関係性です。
どっちの女もベタベタした「オトモダチ」なんてものを求めるタイプでは無いのでしょうけど
二人はやっぱり縁の深い、親友なのです。
そして愛koがあまりにもバカ正直で、あざといレーコに簡単に騙されてしまうような女だからこそ、
逆にレーコはどこか愛koには絶対に勝てない支配できない、憧れの存在なんじゃないか、
だから愛koを振り回したり追いかけたりしているんだと私は思って描いています。
そういえば、レーコが一番最初にできたデザインでした。
デザイン的にはマンガの中で一番のお気に入りです。(2番目はサトー)
画像は『SpaceLady愛KO』レーコとめぇめぇちゃん。(C)ソニー・デジタルエンタテインメント
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