50年代・60年代のヒット曲を、クインシー・ジョーンズがアレンジしたものです。
収録曲
1 THIS COULD BE THE START OF SOMETHING BIG
2 I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO
3 ONE MINT JULEP
4 THE SWINGIN' SHEPHERD BLUES
5 I CAN'T STOP LOVING YOU
6 MOON RIVER
7 FLY ME TO THE MOON
8 WHAT KIND OF FOOL AM I ?
9 WALK DON'T RUN
10 NICE'N'EASY
11 THEME FROM"THE APARTMENT"
12 THE HUCKLEBUCK
13 OH,PRETTY WOMAN
14 OH SOUL MIO
15 SHANGRI-LA
16 AT LONG LAST LOVE
本当に良く知られているポップな曲ばかりです。
人によっては、「これはジャズじゃない!」
などど言う人もいますが、そんな事は関係ありません。
私はベイシーが演奏する、良くスイングするポップスの曲も好きです。
何をやってもベイシーはベイシーの味です。
逆に、こういったポピュラーな曲のでも、そこら中にベイシーらしさが出ていて楽しいです。
勿論、クインシーのアレンジが素晴らしい事もあります。
「THIS COULD BE THE START OF SOMETHING BIG」
サックスのソリが素敵な曲で、ちょっとだけ「マジック・フリー」に似ています。
「 I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO 」
究極のご当地ソングだと思います。
このアレンジとほぼ同じものを演奏した事がありますが、どうしてもベイシーのように聞こえません。
「WHAT KIND OF FOOL AM I ? 」
マーシャル・ロイヤルのアルトが絶品です。節回しが素晴らしいです。
彼の楽器は独特で、枝管の下にオクターブのキーが付いていました。
「THEME FROM"THE APARTMENT" 」
ベイシーの情感たっぷりのピアノが素敵でした。
何をやっても、ベイシーの色にしてしまう、そこもベイシーの素晴らしさですね。