
後で調べたらレイチェル・ワイズさんがこの映画でアカデミー賞、助演女優賞を獲得していました。
名作だったんですね。
なんとなく映画名、「ナイロビの蜂」に惹かれて観ました。
24 6/27 ナイロビの蜂
(200627)
ジャンル: サスペンス,ドラマ
主演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ユベール・クンデ
128分 2006年作品
ナイロビに駐在する外交官ジャスティン(レイフ・ファインズ)の元に、突然妻テッサ(レイチェル・ワイズ)の死の報せがもたらされた。警察は情事のもつれによる殺人として処理しようとするが、ジャスティンは愛した妻への疑念を抱きながらも、独自に妻の死の真相を追い始める。そしてテッサの想いを継ぎ、巨大な組織を相手に、命がけの孤独な闘いを始める・・・。
(プライム・ビデオより引用、コピペ)
この映画のような事件は実際にも起きているだろうし、今世界を席巻しているCOVID-19の特効薬、ワクチンの開発においても
大手製薬会社と国が結託して巨利を得ることを優先し、人命を軽んじた開発を進めている、同様の陰謀が進んでいるのではと
疑ってしまう。
金と利権に群がる多国籍企業と国の役人たち、汚職だ、、そこにはいつも貧しい地元民の犠牲の上に成り立つという構図。
人権活動家の妻(テッサ=レイチェル・ワイズ)の旅先での突然の死、事故死と思われたが、、
その後事故死ではなく殺人と確信。
そして同行していた医師(アーノルド=ユベール・クンデ)の怪死(拷問死)。
それまで庭いじりしか興味がなかったかのような大人しい性格の(だからThe Constant Gardener?)夫(シャスティン=レイフ・ファインズ)、
ナイロビ駐在の外交官が命をかけて妻の死の謎を追い、そして妻が調査していたある薬に辿りつき、、、、妻と同様に命が襲われる立場になり、、、
アフリカの描写がとても綺麗でもあり、また現実的に生々しくもあり、騒然としたスラム街、アフリカ、ケニアを旅しているような感覚にもなった。
貧困の中でも元気に笑い遊ぶ子供たち、逞しいほどのアフリカ地元民のパワー、生きる力を感じ、ドキュメント映画を観ているようでもあり、、
静かな映画で激しいシーンはほんの一部、が襲撃されるシーンくらいなのに、衝撃的でとても重々しく観ていて辛いかも。
舞台となるナイロビ、ケニアはアフリカの中ではまだ安定した政情の国だと思うのだが、それでも生活は困難を極める状況。
映画の中のセリフで「ここの人の命は安い」。。。アフリカの人々の命を新薬の実験台にしてるんだと。
副作用の危険性の説明もなく、その後の保証も何もなく、、、貧しい国の人々の犠牲の上に大企業は巨利を得、
発展途上の国の犠牲の上に先進国とされる国々は豊かになり、日本も、日本人の生活も成り立っているということをあらためて思い知る。
物静かで落ち着いているジャスティンと意思の強い勝気なテッサは対照的な性格だったがとても素敵なカップルだった。
そしてテッサの笑顔がとても爽やかで、、、重々しい雰囲気の映画でも爽やかな印象を残してくれた。
これは社会派ミステリー、そして愛の物語、、、ハッピーエンドではないので、得意な映画ではなかったが星4つ
余談ですが、テッサの妊娠した大きなお腹を見せての入浴シーン、本当に妊娠していたらしいけど、
向こうの女優さんは凄いプロ根性だなあ~と感じた。
機会があれば、よろしければ観てくださいね
評価 :(個人的独断と偏見あり)映画の優劣というより自分の好み優先評価です。
91~100点
・不朽の名作かも
・DVDを買って永久保存もあり、何度も観たい
71~90点
71~90点
・秀作である、名作、傑作の域
・全体的に素晴らしい、また観たくなるかも
51~70点
・そこそこ面白い、普通かな
・2回は観ないな? タダで見れるのなら暇つぶしにはなる
31~50点
・失敗作かな
・映画館では観たら損した気分
11~30点
・観るだけ時間の無駄かだったかも
・魅力なし
☆無し 0~10点
・価値なし、観ていて苦痛
・評価さえしたくない
ご訪問ありがとうございます。
そして貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も良い一日でありますように!
See you next time!
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