レース当日、ライブ映像を観ながらスイムの実況なんてのをブログに記録し
その後のバイク、ランについても、とその時は思っていましたが、やはりというか予想できたことですが
ギブアップ、スイムが終わりタイアです。
なので結果だけ。。。
気象条件に恵まれて(ハワイ・コナとしては気温は穏やか、コナウィンドは吹き荒れず)好記録、コースレコードのオンパレードでしたね。
全記録はここアイアンマン・サイトのリザルトにあります。
男女の1位、2位だけを比較してみると
WOMEN SWIM T1(S-B) BIKE T2(B-R) RUN OVERALL
1ST DANIELA RYF 00:57:27 00:03:22 04:26:07 00:02:17 02:57:05 08:26:18
DIVION RANK :12 DIVISION RANK: 1 DIVISON RANK:1
GENDER RANK:23 GENDER RANK:1 GENDER RANK:1
OVERALL RANK:243 OVERALL RANK:42 OVERALL RANK:25 OVERALL RANK:25
2ND LUCY CHARLES 00:48:14 00:02:10 04:38:10 00:02:10 03:05:50 08:36:34
DIVION RANK :1 DIVISION RANK: 2 DIVISON RANK:2
GENDER RANK: 1 GENDER RANK:2 GENDER RANK:2
OVERALL RANK:10 OVERALL RANK:47 OVERALL RANK:35 OVERRALL RANK:35
女性チャンピオンになったDANIELA RYF, SWIMの時に腕(?)をクラゲに刺されてその痛めで失速、一時はリタイアが脳裏に浮かんだとか、、
LUCY CHARLESはスイムでダントツ1位(2位以下に4分以上の差)でした、、、バイクでも懸命に逃げましたが、、、、
逃げるLUCY、バイクの序盤
追うDANIELA
DANIELAのバイクは凄すぎ、160km付近では追いつき抜き去ったようです。
抜き去る瞬間です。
ランでも安定の走りで独走、、、、アイアンマン・ディスタンスの長丁場ではスイムでの出遅れはその後のバイク、ランの頑張りで挽回できますね。
MEN SWIM T1(S-B) BIKE T2(B-R) RUN OVERALL
1ST PARTICK LANGE 00:50:37 00:02:05 04:16:04 00:02:22 02:41:31 07:52:39
DIVION RANK :18 DIVISION RANK: 9 DIVISON RANK:1
GENDER RANK:24 GENDER RANK:9 GENDER RANK:1
OVERALL RANK:25 OVERALL RANK:9 OVERALL RANK:1 OVERALL RANK:1
2ND BART AERNOUTS 00:54:07 00:02:07 04:12:25 00:02:21 02:45:41 08:56:5641
DIVION RANK :40 DIVISION RANK: 4 DIVISON RANK:2
GENDER RANK: 114 GENDER RANK:4 GENDER RANK:2
OVERALL RANK:122 OVERALL RANK:4 OVERALL RANK:2 OVERRALL RANK:2
総合優勝のPATRICK LANGEのランが光っています。 圧巻の走りでランで逆転、逃げ切りましたね。
この二人を比較するとスイム以外のタイムの合計はほぼ互角、トランジション・タイム(T1、T2)もほぼ同じ、スイムの差が最後まで響きました。
PATRICK LANGE
やはり男女ともにランが断トツに強いというのはアイアンマンでは最大の武器かもしれません。 バイクがそこそこ強くなければならないというのは当然ですが。
ランで逃げるBART AERNOUTSに追いついた瞬間、お互い声を掛け合った、ちょこっと話をしたように見えました。
トップがフィニッシュしてしばらくはプロ選手のゴールシーンが続きます。
プロのトライアスリートにとってはこの年の世界ナンバーワンの座を目指してのその名誉と生活をかけての大一番でしたが、
この後9時間近くエイジグルーパーの選手は遥か彼方の見えないフィニッシュラインを目指し自己の弱さと闘っています。
アリイ・ドライブの最後の花道は左右の観衆の喝さいを浴びながら歓喜の表情でフィニッシュ・ラインを超えます。
もう涙なしでは観られないのは僕だけでしょうか???
トライアスロンの聖地、ハワイのアイアンマンは最高です。
プロもアマも、男も女も年齢も国籍もお金持ちも貧乏な人も、身体に障害があっても無くても区別はあっても差別はありません。
宮古島のストロングマンのような65歳定年という年齢制限(これ最低)もありません。
トライアスロンは生涯スポーツ、その大会に年齢制限、定年があるなんて。。。宮古島は改めてほしいと思います。
まだその年齢には達していませんが、そんな大会へはエントリーはしないと決めています。
とても素晴らしい立地、大会(一度だけ、1989年に参戦)なのでその点だけがとても残念に思えます。
大切なことはトライアスロン、アイアンマンをいかに愛しているかということ
このフィニッシュラインを目指して、それまでどれだけ努力してきたかということ
強いか弱いか、、フィニッシュできるかできないか
最高齢、86歳の稲田弘(HIROMU INADA)さん、エイジ最高記録更新でフィニッシュしました。
16:53:49 (SWIM:1:51:25 BIKE:8:02:40 RUN:6:28:17)
完走者2307人中2305位
もうタイムは関係ないでしょう
この年齢でハワイに出て完走する、ただそれだけで凄い、感動です。
この稲田さんに比べたら僕なんてまだまだはなたれ小僧です(笑)
まだまだ年だなんて言ってらんない、頑張ろうと励みになる大きな目標です。
上に貼り付けた写真はこの動画からコピーしたものです。ゴールシーン全体のほんの一部ですが、いつ見てもいいもんです。
( 素敵なBGMが流れない時は 動画スクリーンを右クリックして ミュートを解除をクリック)
トライアスロンという競技の実質的な起源の地、聖地ハワイ
(その原型のようなものはその数年前にアメリカ西海岸で発生していたが)
世界中のトライアスリートたちの至高の目標、プロもアマもその年の世界一を決める大会
たとえオリンピックがその年にあってもトライアスリートにっては最高レベルの大会はアイアンマンだと僕は思っています。
その源流となるハワイ、コナを目指す冒険の旅は道半ば、遥か彼方まで続く
中途半端な日々の繰り返しの中でも少しづつでも積み重ねて
自分だけのゴールへ向かって走り続けよう
そしてその旅の終着点のお話をこのブログでできたらなあ~と思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
貴重な時間を費やし長文を読んで損した、その時間を返せと言われても
それにはお応えできかねます。 ご容赦願います(笑)
See you next time!
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