今日、9月2日(日)、佐渡国際トライアスロンが開催されました。
全国各地からトライアスロンに狂ったクルクルパー、いやトライアスリート、
それも足自慢の強豪、野獣のような強さを持った方たちが大集結。
朝からLIVE中継、記録速報を時折チェックしておりました。
知り合いの名前を探して一喜一憂
マイケルさん、さすが強い、速い、、年代別1位、いつも2位だと嘆いておられましたが、
ついにエイジ・チャンピオン、お米ゲットですね。
yrkさんもエイジ・チャンピオン、、やっぱり彼女は強かった、ダントツ1位、、末恐ろしい強さを秘めています。
イッギーさんもランで少し失速したものの、バイクを無難にまとめ、まずまずのタイムでフィニッシュ、おめでとうございます。
21時過ぎでまだフィニシュタイムが記録されていない知り合いも数名、、、報告が遅れている、タイムラグであってほしい、、
みんなフィニッシュラインを超えていてほしい。。。。
トライアスロン、それもロングディスタンスともなれば、無事時間内にフィニッシュすればタイム、順位に関係なく
「おめでとう!」ということばが一番似合います。
いや~やはり出たかった。 久々に挑戦してみたかった。
1992年を最後にロング、アイアンマン・ディスタンス・クラスのトライアスロンやってないし。
トライアスロンの醍醐味はロング、ぜったいロングです。
それも最後のランはフルマラソンであってほしい。
抽選漏れした時は残念という気持と内なる気持ちで「ホッとした」、両方が正直ありました。
あんな苦しいレースに出られなくて良かった、
バイクの力は戻っていないし久々で自信も100%なんて無い、、、いろいろ複雑でした。
トライスロン雑誌、LUMINAの今月号「The Grip マーク・アレン、トレーニングを語る」では
我々はなぜ日々トレーニングを重ね、
トライアスロンという過酷な競技に出るのか?
何が我々をそんなに惹きつけるのか?
というテーマでした。
今まで考えたことはあります。
30年近くトライスロンに関っているのに明確には答えられないです。
人それぞれ、いろんな経緯、理由、があって、何かに触発されて巡りあった、
辿り着いたところが、ある意味究極のスポーツであるトライアスロンだったってこと。
一度トライアスロンのレースを経験してその魔力のような喜びを味わい、その魅力に取りつかれると
完全に抜け出すことはまず無理。
マークアレンも「私はトライアスロンに1回出ただけでやめてしまった人を、ごくわずかしか知りません」と
トライアスロンは大変です。
お金がかかります。
膨大な時間をトレーニングで失います。
怪我もします。
身体もあちこち痛いです。
レースの準備も、移動も荷物が多く、レースが終わってからも帰ってくるまで大変です。
その大変さも面白さの一面としてとらえ楽しんでますが。
自分は選手であり、トレーナーでもあり、マネージャーで、時には栄養士でなければなりません。
トレーニングプランをそれなりに持ち、数あるレースの中からレースを絞ってにエントリーし、
レースによっては選考、抽選がありその結果に一喜一憂します。
時には金策も必要です。
安月給のサラリーマン、OLはおこずかいを捻出してレースの準備をし遠征します。
そりゃ大変ですよ。 他の欲望はすべて切り捨てですね。
いや、トライアスロンに夢中になると心は幸せ一杯でその他に欲望が湧いてこない、と言う方が
近いかもしれないですね。
トライアスロンに関する情報以外、世の中の一般的流行がどうでもよい、気にならない、そんな感じです。
独身の頃はまだどうにでもなりますが、お金と時間のやりくりが家族持ちは大変かもしれません。
しかしそれらを乗り越えて日々トレーニングを積み重ね、毎年レースに挑んじゃうんですよね。
現役時代 禅マスターとも呼ばれていたマークアレン、
語る内容も 何か禅問答、 でもなんとなくだが、わかるわかる。
私が思うに、我々はトレーニングやレースを通じて、私が「完璧な状態」と読んでいる
何かの片鱗に触れているのではないでしょうか。
それこそが我々を強烈な熱狂、情熱を持ってトライアスロンへと惹きつける
理由なのではないでしょうか。
「完璧な状態」とは、あなたに関るすべてが一体化され肉体と思念、そして周囲の
世界が融合した状態です。
トライアスロンは大変なだけではありません。
いろんな得することが付いてきます。
強靭な肉体とトレーニングで培われた強い精神力、意志力を得られます。
それにより集中力が格段に上がります。 少々の事では疲れなくなります。
トレーニング時間を確保するために仕事も要領良く、効率よくして早く終業するという習慣が身につきます。
時間を大切にするという習慣です。
友人が増えます。
年齢、性別、職種、国籍、あらゆる壁を飛び越えて仲間ができます。
トライアスロンレースというある種、極限に近い状態を経験し、レース中はライバルであっても終われば
同じ時間を共有したという戦友(戦争は知りませんが)のような友人になります。
毎年どこかへ遠征するので思い出も増えます。
何より目標が常にあるので毎日が楽しいです。
目標に向かって努力している自分が好きになれます。
自然と気持ちも若くなります。 年をとることが嫌ではなく、ある意味楽しみでもあります。
来年の自分がどれくらい強くなっているのか、なんて楽しみでしょうか。
トライアスロンはエイジグループがあるので生涯スポーツとして楽しんでいくことが可能です。
80歳でもアイアンマンなんて最高に格好いいです。
そんな素敵な年をとったお爺さんトライアスリートになってみたいですね。
See you next time!
トライアスロン仲間のブログへGO!
来年は佐渡で一緒に美酒を!!
是非、ご一緒したいですね。
佐渡でロング復帰を目標に日々精進します。
実際、2005年佐渡トライアスロン・Bタイプ最高齢完走者は、83才男性でしたね。
佐渡トラ、60・70代の完走者もA・B合わせて100人近く出る大会ですよね(笑)
セントレアでも83歳の方が一人、80歳以上一人フィニッシュでハワイのスロット獲得されました。
その方が表彰台に立った時、全員総立ち、拍手の嵐、鳥肌が立つほどの感動でした。
本当に凄いと感じました。
佐渡トラは、60歳で成人なんですね。
じゃまだまだ未成年、鼻たれ小僧の若造だ。
上を見て頑張ります!
この記事を読んで「トライアスロンっていいな」と本当に思います。
私は、まだ始めたばかりなので
バイクの平均走行速度が段々と上げていけるようになるのが楽しいし
山トレも、前まで登れなかった山が登れて嬉しい!!と
その程度でも十分喜べます。
まだまだ出来ない事も多いけど
練習と通して知り合いも増えてトライアスロンを始める前よりも確実に毎日が楽しいです♪
目指す目標がある日々と仲間がいるっていいですよね(^o^)丿