Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

Cycling Revolution London

2011-05-27 00:32:54 | 未分類

先日、スポーツジム、元気館でAerobikeに乗ってトレーニング中にTVを見てました。

トレーニング・マシ-ンにはいろいろなメニューがあり、その中のひとつにTVがあります。

 
たいていTVを見ています。
自宅ではゆっくりTVを見ることがないので、結構いい情報源になっています。
  
1CH、NHKの特集Cycling Revolution Londonで自転車通勤を取り上げていました。
  
ロンドンでは市長が先頭に立ち重要政策のひとつとして自転車の利用、普及をめざしている模様が放映されました。
 
日本の格好だけの政策ではなく、結構、本気モードでかなりの成果がでているようでした。
 
自転車への意識改革: 以前の自転車が持つイメージは子供、学生が乗るものである。
 
               これをまず変えていこうという作戦から始まったそうです。
 
レンタサイクルの設置: 市民が容易に、気軽に自転車を利用できるようレンタサイクル・ステーションを市内のいたるところにの設置
 
サイクリングロードの普及:スポーツ、娯楽としてのサイクリングロ-ドではなく、通勤、生活に利用できる自転車道路の普及。
                ストリートに平行し自転車が2台くらいが走れる幅の専用レーンがあり、さまざまな自転車に乗り通勤するサラーリーマン、OLが
                大勢TVに映し出されていました。 格好はさまざまですが、しっかりとヘルメットをしている人の割合多かったです。
現在、郊外からロンドン中心部へ10kmほどのサイクリングスーパーハイウエイなるものができていました。
これを数年の内には4本以上にするそうです。
 
これらの取り組みは15年くらい前から計画に段階的に進められていたらしい、そういう内容でした。
 
ロンドン市民の4人に一人が肥満、その肥満が原因の医療費が年間約2兆円とか(この辺りの数字はうろ覚えです)
財政を圧迫、これを何とか削減したい。。。これが主たる目的とのこと
1.市民が健康になる    2.道路の渋滞の緩和   3.エネルギー、石油消費の抑制   4.CO2の削減  
いろいろな良い効果があるそうです。    
 
お隣の国、フランスでも同様の取り組みがあり、パリにも600km以上におよぶサイクリングロード(自転車専用レーンを含む)あるらしい。
 
日本はそれらに比べるとかなりの後進国だなあと感じました。
 
今回の東北を中心とした大震災の直後、停電、交通機能マヒからがものすごい数の通勤、帰宅難民がでました。
その後、自転車店から在庫がなくなるほど自転車が売りに売れたそうです。
 
ランナー、トライアスリートなら走って通勤なんて手もありますが、普通の人は無理です。
こういう時、自転車が最強です。
渋滞関係なし、ある程度荷物も運べるし、登り坂が続かないかぎり汗も走るほどどかかない、かなりのスピードも出て爽快です。
下手に交通機関を利用するより早い場合もあります。
 
この地震により日本人の意識が変わる、哲学が変わる、そういうことも言われています。
この際、日本もロンドンを見習い、目先のことばかり、選挙票の獲得のための人気とり政策ばかりではなく、
計画的に生活する人の心が豊かになり、快適に過ごせるような政策を、将来を見つめて始めてほしいなあ~、
そういう理念を持った政治家が出てこないかなあ~
と自転車を愛する一人のサイクリストとして、AEROBIKEの上で思ってしまいました。
今は原発事故の対策、被災地の復興が最重要課題でそれどころではないでしょうが。
kumaのつぶやき、ぼやき、独り言です。

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