津波の被害で全て剥ぎ取られてしまった町並みの一角に
元気に商店街が出来ていた。
食堂、魚屋、八百屋、雑貨屋、服屋、電気屋ほか色々!
お客さんもまあまあ入ってる。
それこそプレハブ様式なんだけど、ちゃんとしたお店より
入ってみたい気になるのが不思議
まず、こうやって元気になる・・・こんな始まりが「復興」の引き金に
なるんだろうね。
お店の人も明るくて元気、おそらく皆さん仮設住宅で暮らしてるのだろうけど
そんな辛くて悲しい部分を見せようともしない。
東北の人たちって辛抱強くて引っ込み思案・・・ってイメージがとてもあったけど
それは限りなく間違いだなと気づいた。会った人は皆、明るくお話好きで、
なぜか奔放であった。
何十年もかかるだろう復旧復興、表現は悪いけどこの商店街
あのアメリカ西部開拓史で、ゴールド(金)を求めてやってきた男などが
立ち寄るあの西部の町を連想した。だが、いまや巨大都市になったりして・・・
まずはここから活気がうまれたといっていいだろう。
こんな商店街があっちこっちに出現している。
うれしいことだ。