富士山レーダードーム館。かつて富士山頂に設置されていた気象レーダーの実物が展示されている博物館です。日本でいちばん高い山の文字どおりてっぺんに備え付けられていたドームと機材。。。運び上げるだけでもたいへんだっただろうなあと考えると、その実物がみられるなんてすごく貴重な博物館だと思うんですが、一般的な認知度や関心度は隣接する「道の駅富士吉田」のほうが上のような気がします。実際、くらげびとたちが訪館したときも道の駅や隣の芝生広場のほうがはるかに人口密度が高かったです。
ではなぜくらげびとの子どもたちがここに来たがったのかというと、NHK番組「デザインあ」のDVDに収録されていた『フラーは?』『ジオデシックドームの人!』というフレーズが頭にこびりついていたからです(DVDには富士山レーダーのことも出てきます)。いやあ、映像の影響力ってすごいですね。ちなみにNHK番組の「プロジェクトX」の第1回目の放送でとりあげられたのも富士山レーダー建設だそうで、館内のシアターでは関連ドキュメント「世界最大のレーダー建設〜富士山頂9,000人のドラマ」が上映されていました。
これがレーダードームの(フラーさんが考案したジオデシックドーム構造の)三角パネル。出入り口付近にポンっておかれています。
レーダーによる気象観測の仕組みや日本の気象観測史を知るのにうってつけのこの博物館、現在(もしくは今後の展望も含めて)の気象観測方法ももう少し詳しく説明していただければ、より存在感が増す博物館だと思います。(あっ、なんだか上から目線^^;?でも、正直に書くとこうなっちゃう。。。)
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