門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

長野市茶臼山動物園〜2019.7.27長野県長野市〜

2019年08月16日 | 生物
 レッサーパンダが主役の動物園です。訪れたのは土曜日でしたので、土日祝日イベントがありました。パンフレットに記載されていた「ポニー乗馬・オオコノハズクに近づいてみよう・リクガメに餌をあげよう(夏期)・猛獣レストラン・レッサーパンダのお話」のうち、猛獣レストラン以外は体験できました。子どもたちの興味のおもむくままに園内を移動していると、結果的に猛獣舎をスルーしていたんですね。。。

 さて、イベントですが、たとえば「オオコノハズクに近づいてみよう」イベントはオオコノハズク を止まり木につかまらせた状態で園道にて来園者に触らせてくださるという企画で、フェンス越しでなく間近で見たのは初めてなので感動しました(夜行性のオオコノハズクにとっては人間でいうところの深夜勤務状態で、申し訳ないのですが。。。)。知識として知ってはいるものの、実際にオオコノハズク の首がぐるんぐるん回るのを見るとすごいな〜と思います。
 そして「リクガメにエサをあげよう」イベントでは葛の葉をリクガメにあげることができます。
「葉をカメに直接あげるのではなく、目の前においてあげてくださいね。噛む力が意外と強いですから気をつけて」
と注意されていたにもかかわらず息子その3は大きいカメに葉を差し出し、しっかり噛まれておりました。あかんやん。ちゃんと注意事項を守ろうよ!

 ほかにも子供動物園というエリアもあり、ハムスターを抱っこしたりシバヤギやアルパカに餌をやったりできます。息子その2とその3は喜んで餌やりだのハムスター追っかけだのしております。あまりにハムスターが嫌がっているので子どもたちをひっぺがしたり、なかなかに忙しいです。
 また、期間限定展示のようですがカメ舎の近くに「動物園なのに水族館」的なエリアがあり、チョウザメやウーパールーパー、ドジョウなどが展示されていました。実は、意図がありそうなのに展示テーマがよくわからんなあ(すごく失礼^^;)、と思っていたのですが、ここの説明を読んでようやく「この動物園は〝生きた化石〟つながりを意識されているのだ」とわかりました。レッサーパンダって「生きた化石」なんですね!生きた化石、、、カモノハシやシーラカンスのイメージが強いもので、、、自身の頭の固さを反省です。


犀川沿いの土砂崩れを眺める〜2019.7.27 長野県長野市大岡〜

2019年08月12日 | 日記
 道の駅長野市大岡特産センター裏手の犀川。対岸が大きく崩れています。崩れた部分を木が覆ってきているし、注意を促す看板も立っているので、土砂崩れが起こってからある程度時間は経っていると思われますが。。。見た感じ脆そうです。実は他にもにもちらほら土砂崩れの跡(コンクリートで補強された箇所含む)を見かけましたし、化石を含む地層もこんな感じ(=脆い)だったらちょっと怖いなあ。。。と思ってしまいました。

信州新町化石博物館総合案内〜2019.7.27 長野県長野市〜

2019年08月11日 | 書籍・資料
 施設の概要と常設展示などについて記載された40ページほどの総合案内書籍です。下に目次を記します。(シンシュウセミクジラやオントケトゥスが展示の目玉かと思っていたんですが、表紙を拝見する限り、主役は恐竜のようです。)


信州新町化石博物館概要
Fossil Labo & Fossil World
地球の歴史と生命
  先カンブリア時代
  古生代
  中生代
  新生代
生痕化石
三葉虫
アンモナイト
魚類の進化
植物化石
生きている化石
歯と食性
小さな化石
フォッサマグナの海
博物館の施設と活動
図版解説
博物館協力者名簿
利用案内



信州新町化石博物館〜2019.7.27 長野県長野市〜

2019年08月09日 | 博物館

 信州新町美術館に併設された化石博物館です。信州新町出身の西沢勇氏のコレクションをもとに約3万点の化石を保管し、約900点を展示しているそうです。先カンブリア時代のストロマトライトを皮切りに、年代別にわかりやすく見やすく展示されているのですが、息子その1、順路をすっ飛ばして見たい化石のある「信州新町周辺の地層・化石エリア」へ直行。

 「セミクジラ!オントケトゥス(セイウチの一種)も。。。!」
・・・目的の化石に会えてよかったね。このオントケトゥスは現生のセイウチより牙が短く、気持ち小ぶりに見えます。現生種の頭骨や化石種・現生種双方の復元模型もあり、訪館者に親切な展示です。パネルにも詳しく現生種との共通点や相違点が説明されています。

 シンシュウセミクジラ(新種かつ長野県天然記念物)もあり、世界最古のアシカ科化石(長野県天然記念物)もあり、貝化石の集団があったりと、「海」色の濃い展示でした。
 個人的に面白いな〜と思ったのは耳石の展示コーナーです。化石種・現生種取り混ぜて様々な耳石が一角にあり、自由にルーペで観察可能。時間があればもっとじっくり見たい!でも、例によって息子その2その3は違うエリアに行きたがるので写真すらとれず。。。
 中生代でいうと恐竜(アロサウルス・カンプトサウルス)や首長竜(ホベツアラキリュウ)の展示もあります。
 そして感じたのが、一般に開かれた博物館というか、教育・普及活動に熱心な博物館さんだな〜、ということです。規模に対してワークショップエリアが広くとってある、というハード面のみならず、化石教室などイベントの開催やその告知、HPの構成などソフト面もオープンでわかりやすいです。地層や化石産地を実際に観に行きたいくらげびと一家にとっては求める情報にアクセスしやすくすごくありがたかったです。そしてスタッフの方がご多忙中であろうところ、丁寧に解説してくださったことにも感謝いたします。お近くの方はぜひ、訪れて見てくださいませ。


天空の楽園・日本一の星空ナイトツアー〜2019.7.26長野県下伊那郡阿智村〜

2019年08月08日 | 旅行

 日本一美しいと評判の阿智村ナイトツアーに参加すべく、山麓のカフェ「STAR VILLAGE CAFE by NAKED」にて腹ごしらえ。といいつつ、くらげびとは体調不良にてカフェ飯は食べられず、隣の売店で購入した口当たりのいいアイスが夕飯に(体調不良でも食欲はあるんだな、これが)。。。そしてナイトツアーだというのに写真はカフェ外観のみ、、、そう、山麓のゴンドラ発着場に到着した時にはすでに見事な曇天でございました。星、見えへんやん!!ですが、営業中止ってほどの悪天候でもないので、星が見えないとき用の山頂イベントもあるだろうと楽観視してのツアー参加です。ただ、失敗したなーと思ったのが、羽織ものを用意していなかったこと。体調に不安のあるくらげびとは傘も上着も用意していたのですが、超健康優良児の息子たちと相方は傘しか持っていなかったんです。日中は暑いので気にならなかったんですが、さすがに標高1,400mの山頂でTシャツ一枚では涼しすぎかなあ、と。相方は暑がりなので問題なしと言っておりますが。
 そしてゴンドラに乗ること約15分、山頂について星空ガイドエリアに陣取り、約1時間の屋外プログラムに参加。。。感想は。
「晴れた日に参加できれば感動するかも、だけど曇天の時に行く必要はないかなあ。。。一旦チケット購入したらキャンセル・返金は原則ないので、混み具合によるけれど前日や当日の購入がベターかも。」です。ちなみに帰りのゴンドラ待ちの時には雨降ってきました。やはりお天気との相談大事です。
 なお、宿泊される場合は扱いが異なる(キャンセルできる)場合もあるようですので、阿智村でお泊まり予定の方はナイトツアーに参加される場合の当日キャンセルおよび返金ができるかどうか宿に問い合わせてみてください。