暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

願い

2019年11月20日 | 古民家

 魅力あると思うモノの価値は・・・・第三者が決めるのか・・・当事者が決めるのか・・?

本来は両方で価値を見いだせれば・・・それはもっと魅力的に輝き始めるのですが・・・

日常にある・・・平凡で、廻りに溢れる何かは・・・

すごく繊細で・・・恥ずかしがり屋で・・・なかなか顔を出してはくれません・・・

たとえば・・・道端に転がる石コロ・・・子供に蹴られて遊ばれるか・・・・

車に踏みつけられて転がっているか・・・・

たまたま通りかかった芸術家さんが・・・その石の形にほれ込み・・・作品の一部として使えば・・・

なんでもない石が・・・多くの人の感動を呼ぶ時間を作れるかも知れません・・・。

偶然の出会いや・・・出来事がきっかけで、多くの方々の共感を呼んで・・・

町の再生・・・伝統の再発見があり・・・人知れずコツコツと取り組んで来た出来事が・・・・

表舞台に躍り出るような時代のような気がします・・・。

再発見される古民家の良さは流行りに乗って・・・多くの、にわか古民家再生を生み・・・

伝統工法と現行の建築基準法との隔たりが埋まらないままに・・・・

再生や活用の話が進み・・・歴史も伝統も引き継がれること無く・・・

何となく・・・建物だけが残っているように思います・・・。

立派な古民家ほど・・・再生にも活用にも多くの費用が必要で・・・

何となくの修繕が行われるか・・・・解体処分・・・部材の再利用が関の山です・・・。

特に・・・蔵の再生には頭を悩ませるお施主さんも多くて・・・

朽ち果てる姿を・・・幾度となく見て来ました・・・。

100年も手付かずで・・・時代を生きて来た古民家です・・・。

新築が建てられる以上の費用がかかっても・・・住み継がれるこの先が見えているのならば・・・

二度と同じ建物が建つ事の無い、歴史ある伝統文化を残したいと・・・

そう思う考えに・・・・時代の流れが進んでほしいと願います。

 

 

 

 

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