毎年変わらない季節がめぐりめぐって、また自分の目の前を通り過ぎて行く・・・
知らない事の方が多くて・・・知り合う事の無い人の方が多くて・・・
世界を、風のように気ままに吹かれて旅をしても・・・
一生かけて手にする両手はあまりにも小さく、もろく・・・
あどけない顔と目で見つめる幼子が、なんだか羨ましくなってくる・・・。
小さな国の小さな町・・・その中の、また小さな地域では・・・
誰もが仲良く暮らしていましたが・・・何やら見知らぬ魅力的が入って来て・・・
ガヤガヤとその暮らしは変わってしまい・・・誰もが仲良しでは無くなりました・・・。
でも・・・ふとした子供の声に大人は気付き、不思議の魅力と危うさを捨てて・・・
元の暮らしに戻りましたとさ・・・。
戒めの物語は沢山あって・・・人の心の弱さや、迷信に噂話の危うさも解っているのに・・・
同じことを繰り返し・・・また誰かの声に救われる・・・。
気まぐれな自然相手は、とても疲れるけれど・・・
大切な相棒として、先人の教えと相談しながらお付き合いをしてみると・・・
染み入るやさしさが・・・ジリジリと香って来ます。