冬の暮らしに向かって、身支度する物語・・・
見事なひと筆書きみたいに・・・滑らかな列はいそいそと忙しく・・・
小さな力が集まって・・・行儀よく進む蟻の姿は・・・
どこでも見かける人の列のようで・・・礼儀正しい姿は、ずいぶん昔から変わってなく・・・
日本の文化のように感じます・・・。
几帳面な暮らしはいつの頃から始まり・・・いい塩梅の考え方はいつ薄れていったのか・・・
野蛮な暮らしと言われる江戸時代でも・・・その中に秩序があったと思えば・・・
この先100年も過ぎれば・・・今の暮らしに違和感を持たれるかもしれない・・・。
働き者の蟻さんでも・・・その中にぐうタラ者は2割いるようで・・・
まじめな中に、緩い時間は大切で・・・キチキチと働くばかりでは効率的ではないのかも・・・
数字や実験のデータを参考に、四角四面の住まいが安心なのかも知れないけれど・・・
伝統の職人が時間をかけて手に入れた、経験や勘の住まいも・・・
なかなか捨てモノではないと思う。