空気を掴む事は出くても・・・風の道筋をたどる事が出来なくても・・・
水に波紋が映り・・・木々が歌う声を聞いて・・・頬や額に手を重なり合わせるような風を感じると・・・
見えないモノを感じ取れる感覚は、どこまでも無限に広がり・・・
研ぎ澄まされた伝統の技術を手にするほど・・・特別な事なのかも・・・。
繰り返し過ごして来た時間の中で育った木々にも・・・自然の営みの意味はあって・・・
落葉樹の木は、秋に葉を落とし・・・針葉樹の木の多くは葉を残し・・・
それぞれ都合があるようで・・・生きて来た環境なのか、得手不得手があるのか・・・
硬い樹木から、柔らかい樹木があるのは・・・なにかを決める都合があるのだろうか・・・。
寒い季節はお休みの時・・・成長が少なくなる森と動物達がいて・・・
その時期に合わせ・・・木々の伐採は行われます・・・。
水の吸い上げが少ないと、いくらかでも軽く、乾燥してるから・・・
枝葉を大きく伸ばしている、元気な春や夏より・・・静かで寒い、成長がゆっくりな秋や冬は・・・
伐採の時、廻りの木々に傷を付けても・・・成長の影響が少ないから・・・。
見えそうで見えない自然の動きを感じるのは・・・空気を掴むようでも・・・
そんな動きに気付けるようになれるなら・・・風を掴める暮らしが出来るのかも。