暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ネオン花

2025年02月17日 | 古民家
 ネオンも揺れる、派手な悲しみが町に漂い・・・
精一杯の威勢を吐きながら・・・
明暗分かれる隙間をすするようにはまり込めば・・・
張り詰めた想いと願いの繰り返しが・・・
消えかけた灯りと瞬き・・・最後の瞬間まで見逃さないと・・・
町の行く末を見届け・・・
ひとつふたつの目印を残しながら・・・
人はすり替えられてゆく・・・。



1000年変わらない石畳の道をたどり・・・
汚れた町は、チクタク削られ・・・
時間が尊いか邪魔かは・・・暮らしの様子に表れて・・・
この先100年を一瞬に超えてゆく・・・暮らしが人に住み着くように・・・
時間はとぐろを巻いて襲ってくるのかも・・・。



花を添えた切ない町に朝顔を探し・・・
顔を無くした町には、ひまわりを撒き・・・
生きた町に似合う動物達はあくびをこらえ・・・
並び立つ・・・ホトケの姿が人だとは言えないけれど・・・
ギリギリで間に合う暮らしの時計を戻す頃・・・
史実には届かない・・・夢想の行く末が映り込む。





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