暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

地道

2018年08月11日 | 古民家

 地域の再生・活性などで障壁になるのが・・・

行政の長の考え方・・・地域住民の理解・・・活動の軸となる人材・・・

核となる歴史や文化・建物・施設などがあるか無いか・・・・

多くの人を巻き込んで、地域の方々の力で進めて・・・継続していく事が大切ですが・・・

町や市を納める長の考えと方向性が合わなければ・・・地域の人だけがもがいても前には進みません・・・

廻りから固めて・・・第三者的な立場からも動いて頂き・・・マスコミなどもうまく利用して・・・

いろいろもがいていたからこその、運もありますし・・・

活動のすべてには意味があるのです・・・。

それでも空き家問題と含めて・・・時間が必要となる大きな課題です・・・。

建売住宅が2000万~3000万で購入出来るのを考えると・・・

古民家の改修はそれと同じか・・・それ以上の費用が必要となる場合が多いです・・・。

特に、空き家になっていた古民家は見る姿もなく朽ちて・・・ゴミ・カビ・ホコリだらけの建物です・・・。

でも、再生して・耐震補強もして・・・仕上げられた古民家を見て頂ければ・・・

そのすばらしさを、十分に理解して頂けると思います・・・。

知らないこと・・・理解できない事は、拒絶する風習が強い様な気がします・・・。

その活動に意味があるのか・・・本当に良くなるのか・・・絶対に成功するのか・・・?

物事に絶対はありません・・!100%成功の保障もありません・・・。

でも、多くの取り組みが成功した事例はあります・・・。

じっくり・・・しっかり時間を掛けて取り組む活動です・・・。

思いを繋いで・・・地道で長い道のりで・・・多くの理解者を造る事が・・・

その活動の成功の鍵を握るのだろうと想います。

 

 

 

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伝わる

2018年08月10日 | 古民家

 史実はどこまで信憑性があるのでしょうか・・・?

長い時間の中で歪められた史実もあるでしょう・・・

伝言ゲームのように伝えられてきた様な口伝も、時間と共に容を変えて来ているかもしれません・・・。

古文書を読み解くのも、読み手によって解釈が変わってくると思います・・・。

こうであったら・・・このような解釈のほうが・・・と公平な判断がすべてにされている訳でも無い気がします・・・。

(個人的な見解です・・・。)

飛鳥時代に建立された東大寺金堂(大仏殿)1709年(宝永6年)に落慶されています・・・。(それ以前に2度焼失)

先人の残した技術は口伝や書物もあるでしょうが・・・建物そのものが教科書です・・・。

解体修理を進めて行けば・・・おのずと、その当時の技術が手に取るように解るそうです・・・。

どうしてこの場所にこんな造りをしているのか・・・?手間の掛かる納まりをどうしてこの場所でやるのか・・・?

後の工程を考える・・・最後の仕上げを想像して今の納まりを考える・・・

100年・200年後・・・の姿を見据えた造りと考え方があります・・・。

一般の建築とすべてを一緒には出来ませんが・・・そんな職人さんの想いは同じなのだと思います・・・。

昭和25年以降の在来工法の建築が正義で・・・伝統工法は悪・・・そんな考え方が普通になっていた時代から・・・

日本の伝統・・・持続可能な循環型社会・・・古い考え方が見直されてきています・・・。

長い時間を掛けて造り上げてきたものが無くなってしまうのはとても早いです・・・

それを元に戻すには、倍以上の時間が掛かります・・・。

ブームで終わらせないように・・・継続できる仕組み造り・・・考えて行きたいと想います。

 

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健康

2018年08月09日 | 古民家

 人生100年と言われております・・・。

食べたい物も食べられない幼少期を過ごした方々が、今ご高齢で長寿でいらっしゃいます・・・。

これから高齢になられる方々は・・・高度経済時の物はある程度あってもその規制が不確かな時期を・・・

すごして来ています・・・。

その後の世代は、飽食の時代で・・・化学合成・食品添加物まみれの物を摂取しています・・・。

環境や食が体に与える影響を考えると・・・どの世代が長生きできるのでしょうか・・・?

すでに後期高齢者(言い方は好きではありませんが)の方々は長生き出来ているので・・・

そのような生活スタイルが良いのか・・・?どうか・・・?

医学の進歩もありますし・・・環境改善もあると思うので・・・一概に、食の違いで語れるものではありませんね・・・。

森に入って新鮮な空気や、緑豊かな景色を見る事は・・・心に感じる安心感や心地よさとなります・・・。

環境が大切なのは・・・ストレスと言われて、意外とはっきりしないものが体に与える影響が大きいからです・・・。

個人差があるので・・・森に入って、虫が嫌い・草木を見てもつまらない・・・そんな方もいますが・・・

人の命やその地域の環境・・・大きくは地球全体に影響のある自然環境は・・・

身のまわりの些細な自然環境で変わってきます・・・。

循環型可能な住まいの古民家・・・その周辺の里山など・・・

人も自然と同居できる環境造りが、ストレスの無い生活になると思います・・・。

ただ100歳まで生きるでは無く・・・健康年齢を考える社会になっています・・・。

自然体でいられる暮らし方・・・皆で考えていけたらと想います。

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2018年08月08日 | 古民家

 14~17世紀半ばまで続いた大航海時代(諸説ありますが・・)・・・

植民地拡大が主な目的だったようですが・・・

ヨーロッパの方々は「地理上の発見」・「大発見時代」と言っていたようなので・・・

新しいものへの探求・好奇心が強かったのだと思います・・・。

(城主と家来の考え方や思想のちがいでしょうか?)

江戸時代など・・・人が藩領から出るには許可が必要でした・・・。

人の勝手な流出・・・情報の漏洩・・・物資の抑制など・・・

自分の藩の政治を守る為もあります・・・国の安定を理由に厳しい規則や仕組み作りをしてきました・・・。

戦のない天下泰平は少なからず現実となりましたが、人の欲求は止める事が出来ません(それでも200年以上続きましたね・・・。)

世界に目を向けた仕組み造りは遅れてしまい・・・島独自の文化は数多く残る事になりました・・・。

ガラパゴス諸島が貴重なのは皆さんもご存知だと思いますが・・・

進化論を説明するに足る生態系そのものが、手付かずで残っている事です・・・。

人が船で海を渡る技術を手に入れてから・・・自然の摂理を崩してしまう事が多いのですが・・・

島、であるがゆえに、その手が入らない・・・もしくはそこでの歴史・文化が独自の発展をして来ました・・・。

多くの体験は人を成長させます・・・旅はその中で、もっともすぐれた行動だと思います・・。

歳は関係ないとも言いますが・・・年齢が低い方が吸収した後の考え方・行動は、おじサン達の枠を飛び越えて行きます・・。

「かわいい子には旅をさせよ」・・・格言が多いこの頃ですが・・・旅にでると、いつもそう感じてしまいます。

 

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宿場

2018年08月07日 | 古民家

 宿場町は、その名前の通り・・・宿が建ち並ぶ街道の一部の町を言います・・・。

人が多く通る場所や、物が集まるような場所には・・・宿場が出来て・・・商家も出来て・・・

人の流れも、物流も広がって・・・その勢いが大きくなればもっと遠くから人が集まって・・・

見た事もないような珍しい物も入ってきます・・・。

お城のような大事業が始まれば・・・そこには職人・物売り・製造業・飲食業など・・・

人が暮らす町が出来上がって行きます・・・。

人口が減っていくのは田舎ばかりです・・・。

首都圏に人が集中するのは・・・そこに魅力があるから・・・娯楽も仕事も・・・経済も政治も・・・

そこまで人が増えると交通網も広がり・・・その連鎖は、ますます田舎との格差を作るのですが・・・

その分、それ以前に栄えていた歴史ある文化がそのまま残されます・・・。

でも・・・それはずっとは続きません・・・人が減ると言うことは、子供が減るという事・・・

次の世代がいなければ、ある程度は残されても・・・いずれ消滅するのを待つばかりです・・・。

時の流れは大きく変えることは出来ません・・・それでもその仕組みを少しづつ変えながら残っているものもあります・・・。

古くからの街道沿いは無用となって、廃れる一方です・・・。

昔から続く商店街もシャッター街になる地域もたくさんあります・・・。

人が集まる仕組み・・・物が集まる仕組み造り・・・バーチャルな世界では無く・・・

五感で感じられるような、人本来の感覚を取り戻す仕組みが必要だと想います。

 

 

 

 

 

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