薄埃の影と・・・隙間を開けた朝日は・・・
畳に差し込む、季節の距離を測りながら・・・
やがて訪れる営みを数えるように・・・
遅い歩みも気が付けば・・・振り向く背中を指さしている・・・。
新鮮な言葉遣いと・・・古臭い言い回しが行き交い・・・
世代のズレは変わらないけれど・・・
耳にする雑音の多さと、自由過ぎる言い訳が・・・
あの頃は良かった、と・・・
何度も・なんども廻し続けては・・・
それを癒しと、輪廻の暮らしは・・・衣装を変えて着飾り続ける・・・。
貸家と住み・・・長屋住まいに、アパート暮らし・・・
住まい造りは、夢のまた夢と・・・嘆いては・・・
いつしか手の届き始めた住まい造りに・・・
夢と想いはバラバラと・・・家族は隙間を通ってやせ細り・・・
無いものねだりを一度は手に入れて・・・
行き着く先に光がさして・・・東と西へ繰り返す。