ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「さよならを言うとき」

2019年06月25日 19時26分01秒 | owarai
メリル・ストリーブの美容法は
「さよなら」の言い方にある、
という評論家もいる。

スマートに「さよなら」を言うた
びに、すこしずつきれいになって
きた・・・というのである。

「さよなら」を深刻に考える人も
いるが、別れない同士では「再会」
の感激を味わうことができないでは
ありませんか。

「女が生きること」

2019年06月25日 12時57分36秒 | owarai
生きることは「出会うこと」です。
それをおそれて一体何がはじまる
というのでしょう。

旅をしてみる、新しい歌をおぼえて
みる、ちょっとセクシーなドレスを
着てみる、気にいった男の子とキス
してみる、寝てみる、失恋もしてみる

―― 一つ一つ大げさに考えすぎづ、
しかし一つ一つを粗末にしすぎない
こと。

「昔、この人を本当に愛していた、そして今でも・・・」

2019年06月25日 11時46分35秒 | owarai
人気のない廊下の厚い絨毯に、
ヒールの音が吸い込まれてゆく。
玉砂利を踏みしめた時の感触が
突如、蘇る。

白い参道。
縁を結ぶのも切るのも人の思惑
の遥か彼方にあるのなら、昨日、
二人が歩いたのは確かに神の元
へ参る道だったと彼女は思う。

そして、私達はすでにその道を
通り抜け、今は新たに別々の道
を行くのだと。

神の道は時空を超え、愛情を超える。
昨日から今日へ。独りぼっちから
大人へ。

四角いパンドラの箱が地上を目指す。
エレベターはノンストップで降りて
ゆく。

硝子越しに見渡す海は万華鏡のよう
に、ひとときも留まることなく刻々
と姿を変えてゆく。

この世のものとも思えない、美しい
過ぎるその景色を眺めながら、彼女
の顔にふと微笑みが浮かんだ。

“男と女の親密度を急速に深めると
いうことは、二人の関係の終わりが
それだけ早くくるということである。

永久に続く恋愛なんてないものはな
いのだからだ。
恋愛には鮮度が必要なのである“。

愛は人を謙虚にし・・・。

2019年06月25日 09時05分34秒 | owarai
ニューチェは「孤独はその人の
性格をよくする」と言っていま
すが、私は「愛はその人の性格
をよくする」と言いたいです。

満ち足りた愛は人を謙虚にし、
物質的な欲望を薄めます。

ところが昔から恋愛や結婚観
は、三高といって、
まず、物質的な生活の安定を
望むから、浅ましいことに
なるのです。

背が高くったって、知能や
人格が低い男が、何の頼りに
なりますか。

学歴が高くったって、試験
勉強ばかりして、何の趣味も、
本当の意味の教養もない男
にどんな魅力がありますか。

どんな大きな会社に入って
も、現在のように、いつつ
ぶれるかわからない社会で
は、学歴なんて、何の役に
も立ちません。

どんな社会的変動や天変地異
が起きても、しっかり自分の
家族を支えて養っていくとい
う知恵と実行力のある男こそ
頼りになるというものです。

高収入があったって、すべて
のお金はバブルだったとい
ことを見せつけられた現代
において、高収入がどんな
にはかないものかわかった
筈です。

「折り鶴」

2019年06月25日 04時47分09秒 | owarai
一旦、別れてまた合流する川の
ように、彼女の中から懐かしさ
が溢れ出す。それは長く忘れて
いた感覚で、出会いの頃の息苦
しいほどのときめきを伴って
いる。

帰って来たのは私の方だと彼女
は気付く。男に初めて会った、
あの日の自分に。

肩の力がふっと抜けた。喜びが
体の筋々に伝わって、ゆっくり
筋肉を弛緩させてゆく。

涙に濡れた顔が和む。舌が甘や
かな言葉を紡ぎだす。

―――そうだわ、明日、残り
の折りヅルをみんな燃やして
しまおう。もう、私には必要
がないだもの。

だって、私の中に灯が点った
のだから―――

夜明けの鏡はガスの災を優しく
映している。涙に曇った彼女の
目には、白いセーターの胸の
真ん中あたりが、ぽおっと
緋色に染まって見えた。

“楽しいだけが恋じゃない、
歓びだけでもない、楽しい
分だけ苦しみや危険がとも
なう、

それが当たり前。生きた形態が、
塑像(そぞう)として見えるた
めには、深い影を必要とするの
と同様に、

困難や危険や涙がともなうから、
恋がきらびやかでもあるわけだ”

「木の葉のように」

2019年06月25日 00時00分22秒 | owarai
星と星のあいだにあるのは
まっくらやみではなくて
ただ見えないだけでたくさ
んの星

まっくらやみのように見える
夜空は
無数の星で満ちている

からかわれているような
たよりない私たちの人生は

風に吹かれる木の葉のようで
それは あの夜空からとても
遠い

けれどそれは確かにあの夜空
の中にあって
どここからきっと
あの夜空などと呼ばれている