全8巻やっと読み終わりました。今年の自分の目標の一つ、明治についての知識を増やす主題として読み始めましたが、正直長かった。
明治という時代は、40年以上かけて、江戸時代との決別をした時代だと思います。幕府の時代があまりに長く、世界に追いつくため、まず、日本国民の意識を変えるのに長くの時間がかかったようです。まず、日本という国、国民という意識が庶民には全く無かった。
この本に書かれている日露戦争は、日本史上唯一の国民軍の戦いであり、武士との決別の戦争だったと思います。国民軍だから勝てた。逆にロシアは皇帝の軍隊だから負けたのです。この戦争にもし、日本が負けていれば、今日の日本は無いし、勝ってしまったので、間違った方向へ走ってしまった。どちらがよかったのかは、分かりません。しかし、日露戦争の総括を歴史としてきちんとされなかったため、日本がその後間違った方向にいったのでは無いかと思います。その総括は今もあまりされていないようにも感じました。歴史を学ぶとは、本来そう言うものではないでしょうかね?著者である司馬遼太郎さんは、そんなことを言いたかったのでは?と僕は思いました。
明治という時代は、40年以上かけて、江戸時代との決別をした時代だと思います。幕府の時代があまりに長く、世界に追いつくため、まず、日本国民の意識を変えるのに長くの時間がかかったようです。まず、日本という国、国民という意識が庶民には全く無かった。
この本に書かれている日露戦争は、日本史上唯一の国民軍の戦いであり、武士との決別の戦争だったと思います。国民軍だから勝てた。逆にロシアは皇帝の軍隊だから負けたのです。この戦争にもし、日本が負けていれば、今日の日本は無いし、勝ってしまったので、間違った方向へ走ってしまった。どちらがよかったのかは、分かりません。しかし、日露戦争の総括を歴史としてきちんとされなかったため、日本がその後間違った方向にいったのでは無いかと思います。その総括は今もあまりされていないようにも感じました。歴史を学ぶとは、本来そう言うものではないでしょうかね?著者である司馬遼太郎さんは、そんなことを言いたかったのでは?と僕は思いました。