クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

キャンディー(リクガメの産卵、孵化)

2011-05-07 05:23:48 | リクガメ
 kajikajiさんへレスをしようと書いているうちに、長くなったので、こちらに書きます。
 ホルスのキャンディーですが、もう、10数年前に夫のアンソニーとともに飼育をはじめました。これが、我が家でのカメ飼育の始まりでもあります。
 当時、カメのHPはたくさんありましたが、これが自称玄人の集まりで、新参者は全く入れませんでした。飼育して3年くらいたったとき、まだ、アンソニーが成熟していなかったので、交尾はしていませんでしたが、キャンディーが暴れたり、壁にもたれかかって、立って寝たりするので、”産卵の兆候では?”ということで色んなHPに質問しました(飼育書にはそこらあたりが詳しくのっていません)。これが最悪!!”ド素人、600グラムで産卵する訳がない”、”素人が産卵なんて無理!”など罵声を浴びせられ、門前払い。ここで、闘争心に火がつき、毎週の様にいろんな動物園や水族館に行きました。行って、カメ関係の飼育係さんに質問攻め。リクガメだけでなく、ヌマガメやウミガメの飼育係さんにも聞きました。ショップにも足を運びましたね。ここで、物凄く近くにカメ専門のショップを発見。この方は買ってもいないのに親切に飼育法を教えてくださいました。ただし、ショップなので、繁殖についてはあまり詳しくないと言うことでしたが、このとき教えて頂いたのが、カメのお散歩会でした。お散歩会で親切に色々教えてくださるブリーダーさんと出会い、秋にぶりくらというものがあるということを知り、行きました。ぶりくらも1回目でしたね。地元の京都での開催でした。この雰囲気が凄くよくって、”絶対繁殖に成功して、いつかはぶりくらに出店するぞ!”って心に誓ったのもこのときでした。
 飼育係さんやこのブリーダーさんのお話をまとめてみると、意外なことが分かりました。産卵から孵化までは、リクガメもヌマガメもウミガメも条件はみんな一緒ではないかということでした。
 キャンディーのお陰で、カメの産卵、孵化について本当に色々学べ、色んな方との出会いがありました。今では、HPで門前払いをされたことを逆に感謝しています。門前払いの悔しさがなければ、今の我が家のカメ生活は無かったと思います。
 キャンディーは、2003年に最初の産卵をし、翌年の2004年に初めて孵化に成功しました。以後、毎年産卵、孵化を続け、30匹以上の子ガメを孵化させています。
 なお、僕を門前払いしたHPは、現在全て閉鎖されています。
 
コメント (6)
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