ぶりくらならではの出来ごと

　昨年、リクガメの繁殖について熱心に質問された方が、顔を出されました。昨年、結局１時間以上も繁殖の方法について説明したと思いますが、今年来られて、お礼を言われました。確か、繁殖に成功したと言われたと思いますが、今年も高度な質問をされ、僕も全力でお答えし、納得された様子でした。個体を買いに来られた方ではありませんが、これが、ぶりくらの醍醐味のひとつですね。高度なマニアの情報のぶつかり合う場、大きなオフ会と僕が言っているのは、まさにこんなことだと思います。ぶりくらで売ることだけでなく、出店することがステータスなんだと実感した場面でした。

ぶりくらから一夜明けて

　昨日は、熟睡、爆睡でした。一夜明け、チビ達の水槽が暗くなっているのを目の当たりにするとやはり寂しさがこみ上げてきました。
　今朝は、昨日、カメさんに頂いた芋の葉などを与えましたが、特に普段あまり食べないオス達に好評で、みんな完食でした。カメさん、本当にありがとうございました。
　今年のぶりくらで実感したのは、ぶりくらに来るお客さんは、本当に目が肥えているということです。今年、大きい子から巣立って行ったのもこの証明ではないでしょうか。来年以降も少しでも手を抜いた飼育をしたら、見向きもされなくなるのでは？これは、実感です。今年の特徴としては、何度もお話をし、じっくり考えられて納得して頂いて決められるという点です。質問されたことに対して僕は、全力で、また、誠実にお答えしました。ここで、いい加減なことをお話ししていたら、決めて頂けなかったものと思います。これが、ぶりくらであり、どれだけ自分が努力してきたかを測ることができるのがぶりくらだと思います。
　来年に向けて、より一層気を引き締めて、”これが我が家のホルスです”と胸を張って言えるような子を連れて行きたいと思いました。