クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

水槽を洗っているときのこと

2012-11-04 05:30:39 | ミズガメ
 昨日、ミズガメの水槽を洗っていると、自転車に乗った女の子が立ち止った。”あっ、カメ!””カメ好きやから、ちょっと見ててもいい?”話を聞くと最近同じ町内に引っ越して来た、小6だそうだ。その子の家でもカメを飼っているらしい。以前、3匹のクサガメを飼っていたが、2匹は捕られ、もう1匹は冬眠後起きて来ず亡くなったらしい。今は、その子曰く”ゼニガメ”を1匹飼っているらしい。それだけを言って立ち去った。しばらくすると、また、自転車に乗って戻って来た。ミズガメの水槽を洗うとき、ハムスター用のケージをガレージに置き、その中にカメ達を放つのだが、今度は、その1匹ずつ指差して、”このカメは何ガメ?”って聞いてきた。クサガメ、ニホンイシガメ、キボシイシガメと順番にどんなカメかを説明していると、大きなたらいの中に動くものを見つけた。スッポンのミルモだ。”そのカメは?”スッポンやで!って答えると、”何でそのカメはそこに閉じ込めてるの?”暴れたり、噛んだりするからと答えると、スッポンを図鑑でしか見たころが無いので、見てみたいとのこと。しっぽの辺りを持ち、甲羅を洗うと、初めて見るスッポンに感動している様だった。”噛むのに何で手で持てるの?”と聞いて来たので、絶対に噛まれない持ち方を知っているからと答えると、納得した様だった。
 カメのことを聞かれたら、手を止めてでも答えるようにしています。カメのことを違った知識で認識している方、意外に多いんですよね。少しでも、これを正していくのも大切なことだと考えています。正しく認識されていないから、飼育放棄が起こる。僕は、そう考えています。あの女の子の”ゼニガメ”も可愛がってもらえたらなって思いました。

 
コメント
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