クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

楠木正成 上 北方謙三 著

2022-10-18 16:44:00 | 読書
地元の英雄でありなから、その足跡をあまり知らなかった。
悪党と帝。相反する様に思えるが、実は、幕府憎しと言う共通の思惑を持つ。帝は、朝廷の兵を持つ為、悪党を束ねたい。正成も悪党を束ねる為、旅をして諸国の悪党の事情を見て歩いたが、束ねる事を断念する。いよいよ、帝が立った時、正成は、楠木軍だけで出陣する。
悪党は、民の味方であるが、何者にも属さない。しかし、帝のお墨付きを貰った事により、大義名分を得て、どの様に変化するのか?
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