クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

椿と花水木 下 津本陽著

2024-10-05 17:07:00 | 読書
アメリカを出て日本への帰国を決意した万次郎。しかし、鎖国中の帰っては死罪の可能性もある。しかし、アメリカで全てを失った彼は、母に一眼でも会いたいと言う思いの一心で、アメリカを離れる。
時はペリー来港とほぼ同時期。英語を話せる日本人は居らず、万次郎がアメリカのスパイである疑いが晴れずアメリカとの交渉に直接関与する事は許されなかった。もしも、ここで、万次郎を交渉役に抜擢する者がいれば、この後の日本の歴史が大きく好天したのではないだろうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャンディーとアンソニー | トップ | カメの事なら何でも聞いて下... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事