余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

刹那より

2024-11-12 23:54:01 | レターの膜(短歌)
刹那より
永遠が似合う
夏の日に
群生はさらう
蝉の声さえ
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しとしとと

2024-11-12 23:37:27 | レターの膜(短歌)
しとしとと
雨の降る日に
窓を開け
近づけた空気に
羽ばたいていく
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猛毒の

2024-10-23 23:11:04 | レターの膜(短歌)
猛毒の
優しき嘘は
赤々と
深呼吸をし
喘ぎをとめる
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わけめなく

2024-10-15 23:50:36 | レターの膜(短歌)
わけめなく
嫉妬と自由の
往来に
孤独の花は
暁のもの
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読み終えて

2024-10-01 00:30:46 | レターの膜(短歌)
読み終えて
本を閉じて
抱かれ忘れ
さまざまのバラに
名を秘める
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