余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

誰もいない夜に咲く

2021-10-17 14:10:10 | マイブック(さ)
「誰もいない夜に咲く」
      桜木柴乃 著

おとことおんな。
女と男。
触れ合いながら、絡まりながら、
意味合いをつけながら。
見詰めあっていた、あるいは見詰めあいながらも、
触れる距離を通りぬけ、
相手の目をとおして語り合う。
それは自身の目をとおして語り合う。
言葉はいつ出てくるのだろうかと、
自分自身もわからなくなるほどに、
言葉は儚くたよりなく、
でも言葉は確かに心をあたたかく灯してくれる。
7編からの話はどれも温度をもって灯してくれる。
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星々が

2021-10-17 08:40:56 | リンゴのいろ(短歌)
星々が
地上におりて
咲き揺れる
あなたに贈る
るこうの言葉
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