君は覚えてる?
散る恋は果てしない空を雲一つ無く青く
夜の空は散り散りの雲が月光の綻びを紡ぐ
心の迷いは夢の精気を吸い上げ
うつろな瞳が時折見せ
もっと空へ
もっと海へ
もっと香りを
願いは雲へ届き形を徐々に変えていく
幾年の流れの中感じた思いが流れ星
流れ星の儚さは愛の形をうつしだし
母性の海が静かにゆるりと受け止める
恋はやがて散り永遠にと願いつつ
夢の終わりで胸が張り裂け
夢の始まりで心踊る
夢と夢
一滴の落ちるのは夢と現の光
幻が夢なのか
夢が幻なのか
二つの灯火は絡まり合う
赤と青のシンフォニー
混ざり合えば欲望になるのか
否、否、否、
混ざり合えば無限となる