余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

モノレールねこ

2023-03-08 23:59:11 | マイブック(か)
「モノレールねこ」
      加納朋子 著

もうひとつ陽だまりの小説。
8編からの短編。
モノレールみたいなデブのねこ、パズルをする妻、
無職のダメ叔父のいる家、謎のホテル、ダメ親父、
ザリガニ、どれも心に残る夢と虚実皮膜。
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レインレイン・ボウ

2023-03-08 23:45:48 | マイブック(か)
「レインレイン・ボウ」
      加納朋子 著

高校のときのソフトボール部の仲間たち。
弱小の、九人しかいなかったチーム。
そのうちの一人の通夜から物語ははじまる。
ひとりひとりの個をつづりながら、
死の謎を絡ませて進んでいくことに手を休めることなく、
読まされる。
読まされるは方言だっただろうか。
とにかく心地良い。
この九人の生きる描写がとても生き生きとしている。
看護師、栄養士、主婦、出版社、保育士・・・。
陽だまりのあたる小説。
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好きという

2023-03-08 00:40:48 | レターの膜(短歌)
好きという
真実のこと
摘んでいく
抱えきれずに
こぼれていくけど
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