7日間平均の新規感染者が都内で増加に転じています

国内の新たな感染者は216人、感染者の累計は172万5302人
国内では11日、11日連続で300人を下回る216人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は172万4590人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は172万5302人になりました。
また、新たに確認された死亡者は4人で、累計は1万8335です。
厚労省の発表によると重傷患者は4人減って92人でした。

都内の新たな感染者は31人、感染者の累計38万1900人
東京都では11日、31人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は38万1900人になりました。
このうち、10歳未満から30代が20人で全体の65%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者は5人で全体のおよそ16.1%でした。
11日までの7日間平均は25.6人で、前週比132.6%とやや増加しました。
1週間平均の新規感染者数が増加するのは3日連続です。
都の基準で集計した重症者は1人減って9人でした。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、累計は3158人です。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計

都道府県の感染者数

1月中旬に第6波のピークが－ AIが予測
新型コロナウイルスの今後の感染状況について、内閣官房の「COVID-19AI・シミュレーションプロジェクト」に参加する名古屋工業大学の平田晃正教授は、人工知能＝AIによる分析の結果、12月から再拡大し、来年1月中旬ごろに第6波のピークを迎えると予測し警戒を呼びかけています。

加齢とともに抗体値が低下し感染しやすくなる
ワクチン接種後の抗体値は2回目の接種から3か月後に平均で4分の1程度に低下し感染しやすくなります。とりわけ高齢者の抗体値は1割以下になるケースがあり、感染防止効果が薄れるので注意が必要です。
厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会は、3回目の追加接種を2回目接種から8か月経過後とし12月から希望者全員を対象に行うことで一致したとのことです。

世界の感染者2億5182万人超え、死亡者は507万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間12日6時21分の時点で2億5182万5433人となりました。
また、死亡者は507万8272人となりました。

主な国・地域の感染者数