「これからの家族の幸せの形を描く感動の物語!ひとりの娘の結婚相手は父の元部下で現上司!家庭内下克上で新婚同居が崩壊危機」
うわー、面白そう。下克上って、めっちゃ煽ってるし。と期待満々で見始めたドラマ「あしたの家族」。がしかし腹立たしさがおさまりません。
元部下が上司になってしまって落ち込むお父さんに対して、しかもそれがムコになり同居するというシチュエーションに対して、あまりに妻と娘の思いやりのない態度に、もうムカムカ。つうか、悩む父を追い込むサイコな母娘というホラーなのか?コメディなのか?そう思えばみれないこともないと、自分に言い聞かせて前半を乗り切りました。
こんな役、葵ちゃんもよく引き受けたなと同情。松坂慶子は、体系やら髪型、つっけんどんな物言いで、どうしても夏井いつき先生にみえてくるし。夏井先生はそれでいいんだけどね。なんかここでの夏井先生は違うと思った。つうか、コレ、夏井先生風でという演出のリクエストか?
後半はまあまあ落ち着いてみることができました。
それにしても、新春のホームドラマもすっかり変わったなあ。
新春ドラマといえば、向田邦子作品で田中裕子主演が定番だった頃が懐かしい。
田中裕子が外から帰ってきて、ふう、寒いとか言いながらコートのまま、掘りごたつに手を突っ込みながら座る。。昭和感。
もう、掘りごたつも四畳半の畳の間もガラガラ引き戸の門構えも出てこない。こういうのがお正月には見たいけど。
だだっ広い対面キッチンに立つ夏井先生風の松坂慶子だもんな。せめて、煽るばかりのホラードラマより、しみじみと味わい深い俳句のようなホームドラマが見たいです。
このドラマの脚本は男性だけに、お父さんとムコのエピソードは良かったです。お父さんとムコが主人公でした。久々瑛太は、良かったな。あ、そういえば、瑛太と葵ちゃんは、篤姫コンビじゃないですか!あー、篤姫のような幅のある人物をまた演じて下さい。葵ちゃん。
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