続いての撮影は、少し鏡筒をずらせて、M66を撮ってみた。
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【↑ M66 しし座の棒渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S D:130 f:720 SP赤道儀+AL90+SkySenser2 UW9mm
80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x10コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県富士河口湖町 撮影日:2013/3/17 02:09-03:23
PITで補正→Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPで
トーンカーブ・43%にトリミング(35mm版換算5243mm相当)・サイズ調整
M66は、9等級の明るさで8.7分角ほどの大きさがある。先に撮影したNGC3628は、9.5等級の明るさで14.7分角なので、NGC3628より少し明るいが、大きさは一回り小さい感じである。上の写真と一つ前の記事のNGC3628の写真は同じ拡大率とトリミング率なので、大きさの差は見た感じのままで、ざっと半分ぐらいの大きさに見える。
しかしM66は、斜めから見た銀河の腕がしっかり渦巻いている様子や、棒渦巻き銀河として棒部分、渦巻き部分としっかり写っている。倍率を上げたことにより、棒部分から渦巻き部分に移りかわる辺りの、ちょっと複雑な感じの腕の濃淡までしっかりと映し出すことが出来た感じである。
NGC3628に続いて、M66もなかなか大きく写してみて、写し甲斐のある感じの銀河と言えるだろう。
2013.3.17(4/19)