くっしーの徒然日記

別々に撮ってみた2(M66)

3月16日のガリバー遠征では、いつもトリオで撮るしし座の銀河をバラバラに撮ってみようと思い、先ずはNGC3628を撮影した。

続いての撮影は、少し鏡筒をずらせて、M66を撮ってみた。


【↑ M66 しし座の棒渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S D:130 f:720 SP赤道儀+AL90+SkySenser2 UW9mm
80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x10コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県富士河口湖町 撮影日:2013/3/17 02:09-03:23
PITで補正→Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPで
トーンカーブ・43%にトリミング(35mm版換算5243mm相当)・サイズ調整

M66は、9等級の明るさで8.7分角ほどの大きさがある。先に撮影したNGC3628は、9.5等級の明るさで14.7分角なので、NGC3628より少し明るいが、大きさは一回り小さい感じである。上の写真と一つ前の記事のNGC3628の写真は同じ拡大率とトリミング率なので、大きさの差は見た感じのままで、ざっと半分ぐらいの大きさに見える。

しかしM66は、斜めから見た銀河の腕がしっかり渦巻いている様子や、棒渦巻き銀河として棒部分、渦巻き部分としっかり写っている。倍率を上げたことにより、棒部分から渦巻き部分に移りかわる辺りの、ちょっと複雑な感じの腕の濃淡までしっかりと映し出すことが出来た感じである。

NGC3628に続いて、M66もなかなか大きく写してみて、写し甲斐のある感じの銀河と言えるだろう。

2013.3.17(4/19)

コメント一覧

くっしー
kameさん、ありがとうございます。

でも追尾の方は、もう一つで、PITのお世話になってます(汗)なかなか追尾エラーが減らなくて困ってます、、、、
kame
追尾も綺麗に決まっていて、構造もかなり詳細に写っており、素晴らしい写りだと思います。(^O^)/

くっしー
Nikon8cmさん、ありがとうございます。

言われてみると、うか前の卵のようにも見えますね。
ちょうど背骨が出来てきたところって感じですかね。
Nikon8cm
くっしーさん

細かい構造まで良く写っていますね。たしかに単独でも十分に撮影するに値しますね!孵化直前の魚の稚魚みたいな感じですね。
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