しし座のトリオの最後、M65の撮影だが、既にしし座の高度もかなり下がってきて、M65は30°ほどの位置になった。ちょっと条件が悪いので、次回にしようかと思ったが、薄明までの残り時間も少なく、今から新たな目標を導入するには少し時間が足りない感じなので、ちょっと無理してM65を続けて撮影してみた。
【↑ M65 しし座の渦巻き銀河】
Vixen SuperMirror R125S D:130 f:720 SP赤道儀+AL90+SkySenser2 UW9mm
80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200 F:2.0 f=6mm
コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x6コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県河口湖町 撮影日:2013/3/17 03:32-04:31
PITで補正→Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPで
トーンカーブ・43%にトリミング(35mm版換算5243mm相当)・サイズ調整
相変わらず、赤道儀のブレは発生しているようで、16枚撮影して6枚ほどしか使えるコマがなかった。高度も下がってきているので、どうしても背景と銀河のコントラストがもう一つとなってしまい、全体にノイズっぽい画像になってしまった。
M65は9.3等級、10分角の大きさと、M66より少し暗いが、大きさはM66より大きいはずだが、ちょっと見は、長手方向は同じぐらいで、横手方向が角度の浅い位置から見た銀河の分、薄く見えているので、全体として、M66より少し小さめに見えてしまう。
中の渦巻く構造は、銀河を見る方向が浅い角度からなので、どうしても腕の感じが見づらい感じだが、一応、中で腕が渦巻いている様子はなんとか映し出せているようではある。
この撮影の1週間後に超新星が現れているのだが、当然ながらこの写真はその前の物なので、見えていない。もっともあまり明るくない超新星なので、このシステムで写せるかどうかは微妙な所ではあるが、、、
2013.3.17(4/22)
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