皆さーん!今年は・ご存知の「世界天文年 2009」ですが、
国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の最後の部品が今日
米スペースシャトル「エンデバー」で打ち上げられる。
若田さんが取り付けて1985年から4半世紀を費やして日本初の宇宙のマイホームが完成する。
また、
『世界天文年2009』に合わせて、
7月7日の「七夕の日」に彼方此方で七夕の行事が行なわれるようです。
近くでは
「七夕伝説発祥の地」である大阪市枚方市や交野市星田等でも
多彩な催し物が
日常の雑事を忘れて、出掛けてみられては?
また、忙しい人には、ネットで・
コペルニクスの「地動説」も公開されていますよ。
夜空に繰り広げられる星空を見ていたら???
株価が騰がろうと、下がろうと、
小銭を預けている銀行が赤字出そうが、潰れようが
そんな小さいことは、何・と・か・・ナ・ル
今日もやります。「星空のソムリエ」パート32
月の満ち欠けと不死再生
さて、見かけの形状が変わらない太陽に対し、
月は休み無く満ち欠けを繰り返します。
ある日、西の空に細い3日月として誕生した月は、
日ごと成長して天空を移動していき、
やがて東の空で満月を迎えます。
ここで力が最高潮に達すると、
今度は年老いて痩せ衰えていき、
ついに姿を消してしまいます。
そして、その3日後、
死んだはずの月は再び三日月として西の空に蘇ります。
この月相の変化は、
「 誕生 ⇒ 成長 ⇒ 老化 ⇒ 死滅 」⇔ 「 再生 」という
カイロス 時間の円環構造を如実に示しています。
その様子から、月神は古代人にほぼ共通の認識として、
不死再生や輪廻転生の象徴とされ、
夜と冥界の支配者と考えられていました。
月の満ち欠けが啓示する死と復活のイメージは、
いろいろな民族の「死の起原説話」に盛り込まれています。
また、形の変化が日を数えるのに大変解りやすく都合が良い為、
多くの民族が「暦を司る神」としています。
暦(こよみ)とは「日読(かよみ)」が起源だろうと言われていますが、
日本の月神 ツクヨミ もまた「月読」ですから、冥界の支配者であると共に、
暦を司る神でもあった ようです。