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千年の古都のタイムトンネル
京都の歴史 その420
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千年の古都のタイムトンネル
京都の歴史 その420
友禅染が誕生した元禄時代は、
京・大坂を中心に町人文化が栄えた時期で、
この時期、経済的な実力をつけてきた町人、
庶民が歴史上初めて文化の担い手になった。
庶民が文化力を持ったということは、
庶民相手の芸術が商売になったということ、
それまで一部の有力者に抱えられていた芸術家が独立し、
一職業人として不特定多数の人を相手に商いをし、
生活することが可能になったのです。
又一方で、江戸幕府は奢侈を禁じ、
天和年間には「 総絞り 」などの贅沢な着物の製作が禁じられている。
こうした社会情勢の中で、町人の趣向に応じた、
新しい着物の創造が要請されていたわけで、
宮崎友禅斉は、そんな時代に登場する
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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