二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

東京新人句会.8月

2016年08月16日 | 俳句
残暑お見舞い申し上げます



オリンピックが熱いですね

甲子園も熱いです

どちらの行方も気になりつつ

今月も響焔新人句会に行って参りました



今月は、3句中

主宰・アドバイザー先生ともに3句、採って頂きました

内、1句は主宰特選を頂きました





蝉しぐれ埋もれぬように黙るなり



八月の人間にある黒き影

(「黒き影」を「黒い影」に添削)



カンナは朱く泣いている咆えている

(「カンナは朱く」を「カンナは朱し」に添削)



「蝉しぐれ」の句に主宰の特選を頂きました



今月の主宰の言葉より

・事実だけではなく、詩情があるかどうか

・難しい言葉をわざわざ使わずに、易しい言葉で

・難しい事を凝縮して、単純に言う

・俳句は「今・ここ・我」思い出だけを言っても俳句になりにくい

・オノマトペがそのものずばりだと、違うものがないかと気になる

・季語の説明でいいのか?

・景だけで終わっている、それ以上のものがない

・当たりまえのことを言わない

・「さよならは別れの言葉」・・・スローガン
 「さよならは天使の言葉」・・・詩

・俳句は短いから難しい、面白い




私が響焔の句会やサークルに参加するのは

自分が作った俳句がどんな評価を受けるのか

また

主宰に採って頂けるのか

そういう楽しみも勿論あります

だけどそれだけだとただの賞レースのようになってしまい

それだけのものに終わってしまうけど

一番楽しいのは

主宰の色々な言葉に触れられる機会だという事です




主宰は

「俳句は総合の文芸だ」と言います

幅広い知識があって

その上でひとつの短い小さな詩として凝縮していくのかな、と

私なりに解釈しました

確かに響焔誌を読むと

そういった様々な知識がないとわからない記事があります

私などは特に古典が苦手なので

その辺の話題になるとさっぱり・・・

(国文科だったのに・・・)




句会に参加すると

俳句に関する主宰の言葉にいちいち「うんうん」と頷く私がいます

時には「う~~~む」や「ほほ~~~」「へぇ~」など

心の中では感嘆詞がのべつまくなし!

所謂「知的好奇心」を刺激されまくっています




何冊も俳句入門書を読むより

まず響焔の句会やサークルへ

自分の句が評価されるスリルと緊張感と共に

新しい知識が増えていく喜び

楽しいですよ

主宰の経歴等については

このブログの右上の「響焔俳句会」をクリック!

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