二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

海紅句会・10月~俳句は具体的に~

2017年10月12日 | 俳句
昨日は海紅句会でした

・・・久しぶりの快挙!

句会の翌日に報告記事を書くなんて




早速主宰特選句からご紹介します



名月や借景として観覧車    典子

(「名月や」が安直。「今日の月」「月今宵」などに)



曲屋の竈に熾火ちちろ鳴く   典子

(真っ当な正攻法の句。いい句)



神の留守赤い橋ゆく人力車   直子

(「神の留守」と「赤い橋」が関係ないがどこかでかかわっている)


※(   )内は主宰の講評




私はカノンさんの


訝しむ修二に伴う山葡萄    カノン


を、特選でいただきました

「訝しむ」がよくわからなかったのですが

「修二」と「山葡萄」の取り合わせの妙

特に季語の「山葡萄」がとても魅力的で

独特の感性に一目惚れしました



主宰の言葉より

・自分で結論を言わない

俳句は短いから具体的に言う

・歳時記の太字の言葉をそのまま使ってもあまりいい句にならない



「俳句は具体的に」

これもよく言われますね

確かに具体的な言葉がある方が

ぐっと焦点が絞られてインパクトが出ます

読む方も解釈の手掛かりがあるので

句を鑑賞しやすくなりますね



こういう小さなコツをひとつひとつ愚直にこなしていくのが

俳句上達への道だと思う

そんな秋の日の俳女モニカです・・・



塗り絵も楽し