テレビを付けたら、「勇気ある発言ですねぇ」と、学識ありそうなコメンテーターが言っている。
ん? 何があった? と見ていたら、
矢野事務次官の、週刊文春の投稿の「財政破綻論」のことだった。
別の意味で、確かに勇気あるなと思う。
が、麻生様の了解を得ての投稿だったとの情報もある。
財政破綻論を好む人がいるのだろうか?
コロナ禍のように、1000兆円超の国債穴埋めのために、国民は更なる増税に耐えて生きていく人生だ。
こんなものを受け入れられる人は、高級官僚のような年収1000万、2000万以上の高給取りである一部の人。
消費税が25%になっても、あまり関係ない方々だろう。
税収で今の国債発行額を穴埋めする財源にはそれだけ必要でしょう。
しかも、それに伴ってほかの増税も並行します。現実的ではない。
税金は財源ではない
森井会計事務所の森井じゅんさん。
公認会計士/米国ワシントン州公認会計士/税理士/ファイナンシャルプランナーという肩書。
「税金を財源とする考え方は根本的に間違い。」という。
税収と予算は別物。
税金というのは、流れをよくする調整の政策のための手段。
「予算を組み、経済の循環・流れを調整する政策の結果であり、予算が足りないから増税するというようなものではない。」
公害とか害になるもの、例えば健康を害するタバコなど税金を上げて抑制させるなどの政策調整のため。
そのための結果であり、税金は、税収を上げるために上げるものではないという性質のものであるらしい。
なるほどなぁ、深い真理で理解している専門家はすごいなぁと感心しました。
「税収を上げるためにこうしますではない。政策調整の結果こうなりました。以上。
予算は、こんな予算を立てました。それを執行します。以上。それだけです。」
「財源が足りない。だから消費税を上げるという考え方は根本から間違っている。
予算は税収が決まる前に立てて、執行できている。税収は単なる結果です。」
なんと希望に満ちた言葉でしょう❣ ルンルンします(^^♪
日本の政策コンサルタントで元総務官僚の室伏健一さんは、
「そういうことを知っている官僚とか政治家は少ない。ほとんどの人が分かっていない。」と言っています。
だから、矢野事務次官のような発言があり、それを「勇気ある」とほめてしまう人がいる。
国民はそうだそうだと思う。破綻するより増税していいよと認めてしまう。
「財源はどうするんだ。」と、ほとんどの国民も政治家も言います。
本来、財源問題は存在しないともいう。
それをあるものとして国民にブレーキをかけストレスを与える。
それのどこにメリットがあるのだろうか?
国民が耐えしのぶ姿を見ること以外の何物でもない。
しかし、結構の国民は「財政破綻論」を受け入れ、そうなると思い込んでいる。
そうなって欲しいかのように・・・俺は嫌だな。そのための増税は。
なぜなら、特にも消費税は零細な商いには大きな負担であり弊害だから。
↓ 以下がその関連動画。
令和3年度税制改正大綱の闇 簿記が暴く税金の真実(室伏謙一×森井じゅん)
こんな動画もほとんどの人は、逆に眉唾だと思うのかもしれません。
財政破綻回避のために、更なる増税。それを選択をしたいのでしょうか?
財政破綻は嘘だよ。と言われた方が、夢と希望に満ちているような気がします(^^♪
矢野事務次官の発言は、国民の夢と希望を奪うものです。たとえ本当であっても。
公務員が国民に対して、いかに無神経であるか証明したようなものです。
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