『議員さんの仕事ってどんなことですか?村役場のチェックをするというのはなんとなく分かりますが、例えば、議員から立案や事業作るようなことできますか?』
今日、匿名メールでこんな質問をいただきました。
質問した意図はわかりません。
確かに、具体的に分からない人は多いのかも知れないと思い答えてみました。
右ならえで、何もしなくていいのも議員職で、それもありです。
そんな感じはあります。
つぎのように返しました。
『立案や事業提案は、一般質問で提案していました。
その場合、少しでも多くの住民の要望である事が心の助けになります。
あとは、一人でなく委員会からの要望として組織として動けばより行政の実効性が高くなります。
組織で動いた経験は一度ぐらいかな・・・。
村民の方からは、色んな相談を頂きました。
それがうれしく、何とかしようと一人で結構動いたつもりです。
要望が正当だと判断すれば、調べ、行政に要望し、一般質問でも訴えました。
その提案を委員会の議員の皆様に理解してもらい、協力してもらって動けば楽です。
中々できませんでしたが。
村の課題は議会が議論し一丸となれば、動くことは大概は可能だと思います。
しかし15年の経験で、議会で議論したことは記憶に少ないです・・・。
また、壁もあります。
必要だと思っても協力してもらえないことがあります。
だから仲間が必要です。
ただの仲間でなく、村のことを考える真剣な議員仲間です。
後は、県議会議員とのつながりはかなり助けになりました。
お陰で県に動いてもらうということもあり、感謝しています。
議員の仕事は、行政が漏らしている村民の不便や不満を解消することです。
しかし、地位や役職を得ることが目的となり、エネルギーをそこにそそぐ。
村民にはそこは伝わらないので、手段は何であれ結果が出れば勝ち組、偉い人です。
立候補が議員になることという目的とすれば、村民への裏切りだと思っています。』
以上、ややこんな回答。
わたくしは、ある県議会議員の存在がここまでやってこれた支えです。
だから理解してもらえる議員が一人だけでもやってこれました。
議会全体が一丸とならなければ村の課題解決は難しいのですが、
議員同士の軋轢や足の引っ張り合いがあります。
実は、かなり悲惨な状況ですが、住民には分かりずらいと思います。
こういう状況は、中々伝えることが難しいことです。
村民に言っても、「なにがよ~、議員どうすが内輪もめぇすてーだーぁ。」で終わりです。
村民が議会に関心ないから、大概の事はうやむやにすることは可能です。
数人の小さな世界です。いかようにもなります。
普代村は、人口だけでなく、議会も、行政もちじこまって来ていると感じます。
これでは知事困ります(笑)
切実に「辞めたほうがいいな」と1年以上前から考えていたのも事実です。
だからこうなったのかも知れません。
酒の席で中村議長に声を荒げたのも、そんな議会の改善を訴えたことからでした。
合併した方が村の将来になるのではないか? 今はそう思います。
そんな動きにする力がないと無理ですが・・・。
普代村にはそんな前向きなエネルギーは今はありません。
補欠選挙がありますが、そんなところも考えて選ぶ必要があるとおもいます。
有権者の参考になれば幸いです。
脱落議員が偉そうに言う事でもありませんが、あえて言いました。
選挙は大事です。
棄権したいとの意見も何人か連絡いただきました。
棄権すれば、血縁の多さや、利害関係議員が当選します。
それでもいいのですが、住民のために出るのか? そこが問題です。
わたくしは、最後の最後に本気で住民のために動けませんでした。
あえてブログしました。
そんな議員はDeleteされるだけなのか…
他にも問題になる方は居なかったのか…
足をくじけば膝で這い、指をくじけば肘で這い…立てぇ立つんだぁ四期途中で辞職の議員