ホイール交換。シマノRS21からマヴィックKSYRIUM PRO USTへ。

うちのロードバイクは初期でついてきた、前後で2200gくらいの鉄ゲ……頑丈なホイールから早々に将来の11速をみて（デフォは10速までの対応）シマノのRS21に交換してました。

それから5年位？ずっとRS21のまま。タイヤはいくつか変えて、ハンドルやシートポストなんかも変えて、コンポも想定通りの11速化、しかもアルテを挟んで今年の春にはデュラエースまで導入（やりすぎ）。

それでも、ホイールはRS21のままでした。別にこだわりがあるわけではまったくなかったのですが、RS21のままでした。よく目にする、カスタマイズで効くのは、まずタイヤとホイール、でもRS21のままでした。

これまでも気になるホイールはあったのですが、いざ現金を手にして店に行ったりしても何故かタイミングが合わなく買えないことがつづいてたわけで。

そんななか去年辺りから評判のマヴィックUSTホイールに大変興味を持ち、導入する機会を虎視眈々と狙っていたところ、春頃の値上げで一旦衝動がリセットされることも有りましたが、この年末、某店でOMAKE＆セールになってるのをいい機会に購入と相成りました。

買ったのはタイトル通りマヴィックのキシリウムプロUST。ロードバイクがビアンキのエントリーロード、ニローネ7なので ” 格 ” 的には下のキシリウムエリートあたりがバランスいいとも思いましたが、上記の通りコンポでやらかしてるので、そっちに合わせればプロの方がいいかな、とか。

まあ、エリートにしろ、他者のZONDAとかにしろ、満足出来なかった場合、結局10万円オーバーのホイールに手を出してしまうのは目に見えてるので最初からそこらへんのものを買っておくのが賢いやり方というか。いや、コンポの方はどうなんだとか、そもそもアルミロードでなくて（以下略）。

10万クラスだと他の有力選手に、カンパのシャマルさんとか、長い間個人的に本命だったフルクラムのレーシングゼロ氏なんかあるわけですが、新星のごとくあらわれたUSTシステムってのに一気に心奪われたわけでこういう選択になったわけです。

で、早速インストール、問題は……なし？フリーボディが工具無しで簡単にスッポ抜けるのは驚くましたが……。重量の方は下記画像で。ショップの方ですでにシーラント入れてもらったのでホイール単体では不明。それは将来タイヤ交換するときにでも。

妄想では総重量で500g減程度いくかな？と思ってましたが、8.7kg→8.4kgとちょっと物足りなし。といっても100g単位の大雑把な重量計ですので。

テスト走行は夜間走行近所少し。出だしで加速スゲーと思いましたが、この日は通勤で26インチ折りたたみVILLEに乗ってるからそっちに引っ張られてるだけの気も。

スピードメーターみてもとくに速い数値でもなく、近所の100mくらいの坂道TTでもベストを出せるってわけでもないですが、乗り心地に関しては一発です。

ロードの軽快さのまま、28cとかのクロスバイクよりいい気がします。荒い路面も、なんというかモコモコ走り抜けます。ちなみに空気圧はMaxの7BAR。

リム打ちの心配が少ないのでこれはだんだん下げることを試したいと思いますがそうすればもっと乗り心地はよくなるのでしょう。マヴィックオフィシャルにMy Mavicなる推奨空気圧チェックアプリがあるのですが、スマホがないと使えない。

近所走行だけでは埒が明かないので近々に坂道方面テストをやろうと思ってます。でもこういうときに限って寒波到来……。


RS21のシステム重量。ホイール+クイック+タイヤ（パナ・クローザーF23c、R25c）+チューブで2640g。ホイール単体だと1900g程度で、タイヤ210g+220g、チューブが各90gくらい。これにクイックで計算はあってますね。


で、マヴィック・キシプロUST先生。システム合計で2216g。400g強の減量です。公式だとホイールが1420g、タイヤが1本260g、これにシーラントで各30g、合計2000g、ということはクイックが216gもあるんスかね。まあ、測り方がいい加減ってのもありますけど。


近所をテスト走行。クローザー（リアは25c）+ノーマルチューブでも乗り心地は悪くなかったですが、これはそれ以上。あとはどこまで空気圧下げられるか。でも坂道TTでのパフォーマンスも考えないといけないし。