久々のＰＣ構築に四苦八苦。

先日買ったＰＣパーツは結局、年が明けた元旦朝からボチボチ組み出したのですが、予想通りというか、パーツがちゃんと揃っていなかった、と。

想定はしていなかった電源周りの規格が合いませんでした。電源といえば今どきのグラフィックボードはスロット給電とは別に直接電源を取らないといけなかったりするのですが、ワタクシは電源ユニットを使いまわしたかったので、RADEON HD 4670という、別電源の要らないグラフィックボードを買っておいたわけです。

問題はそれではなく、マザーボード給電自体も、Pentium4時代から変わっていたのが想定外でした。メインのATXソケットが20ピンから24ピンへ、そして、さらに別に12V電源が必要になっていたのです。もちろん手持ちの電源ユニットにそんなコネクタはないわけで。

仕方なく、元旦の大宮のPC店に電源を買いに行きました。いきなり初チャリです。電源については相場感覚がわからないのでなるべく安く、容量は手持ちと同じくらいのものを考えていましたが、逆に妙に安いのも気になります。結局Core i7レディという文言に引かれて下記のものを買いました。4480円……確かに安いですがまあ、手持ちのものは7000円くらいのケースについていたものですからこれより悪いことはないでしょう。


昔に比べて４ピン多い。こういう風に変わっていたとはまったく知らなかったです。


手持ちが400Wなので少しパワーアップ。当然グラフィック用の予備電源も着いています。こうやって電源を新たに買うなら、グラフィックも4670ではなく9600GTにしておけばよかったと思ったり…。

ハードに関しては問題解決しましたが（電源の差込が甘くぜんぜん起動しなかったというミスがあったことは内緒）、Windowsのインストールも約3年ぶりだったので、まったく記憶になく、かなり手間取りました。

というより、インターネットにつなげられない。BIOSは接続認識しているのにWindows上からLANに繋げる事がどうしても出来ないのです。マザーボードやモデムのトラブルシューティング、プロバイダの契約書なんかを何回も見たり、PS3からネットにつなげて情報を探したりしましたが、どこも”自動認識”出来るとしか書いていない。何じゃこりゃ。

もう、オンボードではなく拡張カード型のLANカードを買うしかないかと思ったところ、ふと、マザーボードの目次をつらつら眺めていると、ドライバーのインストールという文言が目に。ドライバーのインストール……してないじゃん！

最近のWindowsは中途半端に自動でドライバーとかが入ってくるので、こんな基本的なことを忘れていました。うーむ。もちろんマザーボード付属CDからドライバを入れたら問題なくネットに繋げる事ができました。

で、無事OSも入って、ちょっと使ってみた感じだと、前機種から大体2.5倍の処理速度になったかな、と。あとは、めちゃくちゃ静かになったということ。電源、CPUもそうですがグラフィックカードがとても静か。さすが2スロット占有外排気ボードだけあります。CPUファンはPentium4純正FANの掃除機並みの爆音を体験していると純正FANでほとんど音がしないというのが信じられませんネ。