朝からフラメンコクラスのグループメイルで、「コンチ!インマ!おめでとう!!」みたいなのがどんどん流れてきました。
今日はインマ(インマクラーダという名前の略)とコンチ(コンセプシオンという名前の略)の日です。
365日多分毎日その日の聖人がいて、特に祝日にはその聖人の名前の人に「おめでとう」と言ったりします。
そんなこんなで今日インマクラーダコンセプションの日というのは、聖人の名前ではなくてマリア様のシチュエーションを表した日なのですが。
インマクラーダInmaculada とは「汚れの無い、純潔な」という意味。
コンセプシオンConcepción とは「受胎、妊娠」という意味で。
カトリック的日本語では「無原罪の御宿り」と言い、
マリアはその存在の最初(母アンナの胎内に宿った時)から原罪を免れていた(ウィキペディアより)
という意味です。
原罪とはアダムとイブがりんごを食べちゃって以降人間が背負う事になった罪の事です。
「マリアは生まれた時からその本来人間が生まれながらに持っている罪から免れていた。」(マリアはイエスを産んだから聖人なのでは無くてその前から、彼女がお母さんのお腹に入った時から聖人である)という解釈が発表されたのが1854年のこの日12月8日だった。と言う事です。
という訳で、この日にちなんだ名前を持った二人が祝福されたという事でした。
スペイン人の名前には特徴があって。特徴っていうか?
名前のバリエーションが少ない。と言う事と。偏見!
みんな聖書から名前を採っているって言う事。
今は多分どんな名前でも付けられると思うのですが。
フランコ政権時代は名前は聖書から取らないとダメだったようです。だからみんな似たような名前なのかもしれません。
きっと最近の子どもはもうちょっとバリエーションがあるのかも。
それでも、みんなパコかマヌエルかホセかフアンです。ははは。偏見爆発!
あー。でも若い人はもうパコってあんまりいないかなあ。あたしが思いつかないだけかもしれませんけど。
パコはフランシスコの省略名なんですけど。若い人だとフランとかフランシスとかって呼ばれることにしている人の方が多いかも。気のせいかも。
マラガのクリスマスイルミネーション。人がもりもり!
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